「デビットカードがあると便利なの?作れる銀行を選ぶべきなのかな…」
「デビットカードとクレジットカードってどっちがおトクなの?」
デビットカードは、下記のような特長を持つカードで、銀行との法人口座と紐づける形で発行・利用することが
可能です。
デビットカードには下記のようなメリットがあります。
デビットカードの主なメリット4つ |
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(1)法人口座と紐づいているため、与信審査がなく、創業期でも作りやすい (2)クレジットカードと比較すると利用コストがかからないことも (3)原則、法人口座の残高の範囲内で利用できるため、利用限度額が大きい (4)業務の効率化につながる |
これらのメリットを生かせる、下記のような経営者は、デビットカードを作るとよいでしょう。
デビットカードを作るべきなのは、こんな経営者! |
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・与信審査に通るかどうか心配な方 ・利用限度額が大きいほうがよい方 ・業務効率化を図りたい |
デビットカードを作るべきか判断するには、自社で利用した場合、どう活用できるか、どんなメリットがあるかを見極める必要があります。
そこで今回は、法人口座のデビットカードについて、下記の内容を解説します。
この記事で分かること |
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●デビットカードは、どんなものなのか ●クレジットカードとは違う、デビットカードならではのメリットは何か ●作る前に知っておきたい、デビットカードの注意点とは ●デビットカードを作るべきなのは、どんな経営者か |
この記事を読むと、ビジネスデビットカードがどのようなものなのかが理解できます。
クレジットカードとは異なる、デビットカードならではのメリットと注意点を理解したうえで、ご自身がデビットカードを作るべきかどうか判断できます。
さらに、下記のような内容も紹介するので、どの銀行で法人口座を開設し、デビットカードを作ればいいのか、見当を付けることもできます。
デビットカードについて気になっている方はもちろん、どこの銀行で法人口座を開設するか迷っている方にとっても、参考になる内容となっています。ぜひ一読ください。
法人口座とは?個人口座と比較した5つの特長|開設手順や選び方まで
目次
1.法人口座のデビットカードとは?
デビットカードは、支払いをすると同時に、口座から利用額が引き落とされる仕組みのカードです。
デビットカードには、下記4つの特長があります。
【デビットカードの特長4つ】(1)与信審査なしで作れる
デビットカードは、与信枠がなく口座残高までしか利用できないため、原則、審査なしで発行可能です
とはいえデビットカードはどこの銀行でも作れるわけではなく、作れる銀行は限られています。デビットカードが欲しい場合は、前提として、デビットカードが作れる銀行の法人口座を持っている必要があります。
(2)法人口座と紐づいている
デビットカードは、銀行で法人口座を開設する際に、その口座と紐づけた形で発行します。法人口座を開設して、初めてデビットカードを発行できます。
法人口座とその銀行で発行したデビットカードは、それぞれ対になっていて、デビットカードの引き落とし先は発行元の法人口座であり、デビットカードの引き落とし先をほかの銀行の法人口座に指定することはできません。
(3)法人口座の残高内で利用する
デビットカードの支払いは、「即時払い」です。デビットカードを利用したら、原則、リアルタイムで法人口座からお金が引き落とされます。
クレジットカードのように、「後払い」ではなく、分割払いやキャッシングの機能もありません。
そのため、法人口座の残高以上の金額を使うことはできません。
(4)利用状況が即時反映される
法人口座の枠内に限った利用で、原則、即時引き落とされるため、現金と同じ感覚で使えます。
また、利用明細も原則、即時法人口座に反映されます。
1-1.クレジットカードとデビットカードの違い
クレジットカードは、デビットカードよりも知られており、所持率も高いので、利用した経験があるのではないでしょうか。
クレジットカードとデビットカードの違いは、下記の表に挙げるとおりです。
クレジットカード | デビットカード | |
---|---|---|
支払い方法 | 後払い | 即時払い |
与信審査 | × ある |
〇 ない |
利用限度額 | △
~500万円/月 |
〇 法人口座の残高 (最大500~1,000万円/日) |
キャッシング ・分割払い |
〇 できる |
× できない |
還元率 | 〇 高め |
△ 低め |
特典 | 〇 多い |
△ 少ない |
※2024年7月時点GMOあおぞらネット銀行調べ
決定的な違いは、クレジットカードが後払いなのに対して、デビットカードは原則、即時払いという点です。
また、デビットカードには審査がなく、利用限度額が大きい点も、クレジットカードとは異なります。
一方、クレジットカードならできる、キャッシングや分割払いはデビットカードではできません。
1-2.デビットカードの主な利用シーン
ひとことでデビットカードといっても、大きく2種類があります。1つは、J-Debit(ジェイ・デビット)と呼ばれるもの、もう1つは国際デビットと呼ばれるものです。
J-Debitは、ATMなどで利用しているキャッシュカードを使ってショッピングでの支払いもできるというもので、J-Debitの加盟店でのみ利用できます。加盟店は日本全国にありますが、日本国内でしか利用できません。
一方、国際デビットは、VisaやMastercardなどの国際ブランドと提携しているデビットカードです。例えば、Visaデビットであれば世界中のVisa加盟店で利用ができます。
法人用のデビットカードは、下記のようなシーンで利用できます。
公共料金などの月々の支払いや備品購入のほか、接待や出張など、世界中のあらゆるお店での買い物や、サービスの支払いに利用可能です。
2.【クレジットカードと徹底比較】デビットカードのメリット
ここでは、クレジットカードと比較して、デビットカードのメリットを解説します。
今回紹介するデビットカードの主なメリットは、下記4つです。
デビットカードの主なメリット4つ |
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(1)法人口座と紐づいているため、与信審査がなく、創業期でも作りやすい (2)クレジットカードと比較すると利用コストがかからない (3)原則、法人口座の残高の範囲内で利用できるため、利用限度額が大きい (4)業務の効率化につながる |
ここからは、それぞれのメリットを、1つずつ解説していきます。
2-1. 法人口座と紐づいているため、与信審査がなく、創業期でも作りやすい
デビットカードの1つ目のメリットは、創業期の法人でも作りやすいところです。
デビットカードは、クレジットカードと違い、基本的に与信審査がありません。法人口座を開設したら、希望者にもれなく発行されるようなイメージです。
審査が行われない分、発行されるまでの時間も短くて済みます。
一方、法人用のクレジットカードを作るには、個人用と同じで、審査に通る必要があります。
法人用の場合には、会社と経営者個人の、両方について審査されるので、個人用よりも審査の難易度が高くなり、審査に落ちることも珍しくありません。
2-2. クレジットカードと比較すると利用コストがかからない
デビットカードの2つ目のメリットは、利用するのにコストがかかりにくいところです。
デビットカードは、年会費や発行手数料が不要の場合も多く、ランニングコストがかからないことも多いです。
一方でクレジットカードは、初年度の年会費は無料でも、翌年度からは有料だったり、無料にするには所定の条件をクリアしなければならなかったりと、有料の場合が多い傾向にあります。
一般的にはクレジットカードの場合、下記のような特典が用意されていることが多いです。
・入会特典やキャンペーンの実施率が高い
・優待サービスが受けられる場合もある
しかし、いくら魅力的な特典が用意されていても、利用しなければ意味がありません。
実際に利用できる特典が、1年当たりの年会費である数千円や数万円に見合うのであれば、有料のクレジットカードを作る意義があるでしょう。
しかし、恩恵を受ける機会もないまま、年会費を10年、20年と払い続けるのは、経費のムダです。
クレジットカードを使うメリットが少ないのなら、コストの安いデビットカードへの乗り換えを検討してもよいのではないでしょうか。
2-3. 原則、法人口座の残高の範囲内で利用できるため、利用限度額が大きい
デビットカードの3つ目のメリットは、利用限度額が大きいところです。
既に述べたとおり、デビットカードは、「法人口座の枠内での利用」が基本です。
つまり、利用できる上限は、口座に入っているすべての金額です。
とはいえ、使い込みや不正利用のリスクを防ぐために、デビットカードでも上限設定が可能です。
デビットカードの場合、クレジットカードのように、カード会社が月額の上限を決めるのではなく、自分で1日当たりの上限額を設定できます。
下記は、デビットカードとクレジットカードの、一般的な利用限度額を比較した表です。
クレジットカード | デビットカード | |
---|---|---|
利用限度額 | △ ~500万円/月 ※平均金額 |
〇 法人口座の残高 (最大500~1,000万円/日) |
※2024年7月時点GMOあおぞらネット銀行調べ
デビットカードの利用限度額は、基本的には法人口座の残高以内で、具体的な金額が設けられている場合でも、1日に最大500~1,000万円と、高額なのが分かります。
クレジットカードではどうしても利用限度額を超えてしまう場合、デビットカードの方が柔軟に活用できるでしょう。
2-4. 業務の効率化につながる
デビットカードの4つ目のメリットは、業務の効率化につながるところです。
デビットカードは、法人口座残高の枠内で使え、利用分が法人口座内に即時反映されることから、社員の立替払いや、経理上の精算手続きが不要で、経費管理の手間が省けます。
さらに、月次決算において、当月の経費に含まれるか含まれないかは経理処理をするにあたって、かなり重要なポイントですが、即時反映されるため、その点でも経理管理の手間が省け、業務効率化につながります。
クレジットカード | デビットカード | |
---|---|---|
支払い方法 | 後払い | 即時払い |
※2024年7月時点GMOあおぞらネット銀行調べ
即時利用額が反映されるという特性から、社員に持たせる追加カードもコントロールしやすく、万が一不正利用があっても、すぐに発覚します。
一方、クレジットカードだと、後払いなので、リアルタイムで利用額の把握ができず、1、2カ月後の決済時に確認が必要です。
社員による不正利用やルール違反があっても、すぐに気づけない可能性があります。
3.【クレジットカードと徹底比較】デビットカードの注意点
ここでは、クレジットカードと比較して、デビットカードの注意点を解説します。
今回紹介するデビットカードの主な注意点は、下記3つです。
デビットカードの注意点3つ |
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(1)キャッシュフロー改善につながらない (2)制限事項が多い (3)キャッシュバックやポイント還元率がクレジットカードと比較すると低いことも |
ここで、デビットカードのデメリットではなく、注意点の解説をするのは、デビットカードを持つことで生じるデメリットが、特にないからです。
つまり、デビットカードは、カード自体が持つ性質を、使う側がどれだけ活用できるかによって、最大限の効果を発揮するものだといえます。
自社でどう活用できるかを、事前によく検討してから、使い始めるようにしましょう。そのために、注意点を正しく把握しておく必要があります。
ここからはデビットカードに関する注意点3つを、1つずつ解説していきます。
3-1.キャッシュフロー改善につながらない
1つ目の注意点は、デビットカードはキャッシュフローの改善にはつながらないという点です。
キャッシュフローとは、会社を経営する中で生じるお金の流れ、いわゆる資金繰りのことです。
クレジットカードは、支払い方法が、1、2カ月先の後払いです。手持ちのお金に余裕がなくても、支払いを先延ばしして、必要な買物ができます。
しかし、デビットカードは即時払いなので、現在の残高がリアルタイムで減ってしまいます。
クレジットカード | デビットカード | |
---|---|---|
支払い方法 | 後払い | 即時払い |
分割払い | 〇 できる |
× できない |
キャッシング | 〇 できる |
× できない |
クレジットカードならできる、分割払いやキャッシングといった機能も、デビットカードには付いていません。
総じて、キャッシュフローの改善には向いていないといえます。
3-2.制限事項が多い
2つ目の注意点は、デビットカードには制限事項が多く、利便性がクレジットカードほど高くない点です。
具体的には、下記2つの制限事項があります。
・国際ブランドが選べない場合が多い
ここからは2つの制限事項について、1つずつ解説します。
3-2-1.法人口座と紐づけられている
1つ目の制限事項は、法人口座と紐づけられている点です。
法人用のデビットカードは、法人口座がなければ発行できない、法人口座ありきのものです。
1枚のデビットカードは、特定の法人口座としか紐づけられません。
クレジットカードの場合、キャッシュカードとの一体型でない限り、特定の口座と紐づいているわけではないので、カード単体で再発行が自由にできます。
しかし、デビットカードの場合は、カードと紐づける口座を替えることはできません。口座を替えるのであれば、デビットカード自体の再発行が必要となります。
3-2-2.国際ブランドを選べない場合が多い
2つ目の制限事項は、国際ブランドを選べない場合が多い点です。
国際ブランドとは、クレジットカードの決済システムに関するブランドのことです。各ブランドがそれぞれ、決済システムの独自ネットワークを持っており、そのライセンスをカード会社に提供しています。
クレジットカードの場合、VisaやMastercard、JCB、American Expressなどの国際ブランドが、自由に選べる場合がほとんどですよね。
一方のデビットカードでは、選べる国際ブランドの数が少なかったり、選べなかったりします。
使いたい国際ブランドがあっても、それを選べるとは限らないという点で、注意が必要です。
3-3. キャッシュバックやポイント還元率がクレジットカードと比較すると低いことも
3つ目の注意点は、デビットカードは、キャッシュバックやポイント還元率が低い点です。
キャッシュバックとは、前月の利用金額に応じて、口座にお金が割り戻される(現金還元される)サービスです。
例えばキャッシュバック率が1.0%だとすると、デビットカードを1万円分利用すると、100円現金還元されます。
金融機関によっては、キャッシュバックではなく、ポイント還元される場合もあります。
一方、クレジットカードでは、キャッシュバックよりもポイント還元が主流です。キャッシュバックではお金が戻ってくるところを、利用金額に応じたポイントが還元されます。
例えばポイント還元率が2%であれば、50円ごとに1円分のポイントが還元され、1万円使うと200円分のポイントがもらえます。
一般的に、デビットカードのキャッシュバック率は、クレジットカードのポイント還元率よりも低い傾向にあります。
下記は、クレジットカードとデビットカードの、2024年7月時点における、ポイント還元とキャッシュバックの相場です。
<ポイント還元の場合>クレジットカード | デビットカード | |
---|---|---|
ポイント還元の場合 | 0.5~5.0% | 0.5~0.8% |
クレジットカード | デビットカード | |
---|---|---|
キャッシュバックの場合 | - | 0.2~1.0% |
※2024年7月時点GMOあおぞらネット銀行調べ
クレジットカードは、多いと5%ほどのポイント還元が受けられます。カード会社やランクによってはもっと多く、7.0%や10.0%という、好条件の還元を受けられる場合もあります。
一方のデビットカードでは、ポイント還元やキャッシュバック率が、多くても1.0%程度です。
デビットカードのキャッシュバックは、クレジットカードのポイント還元よりも少ないことを覚えておきましょう。
4.デビットカードを作るべきなのは、こんな企業経営者!
ここでは、デビットカードを作るべき企業経営者について解説します。
デビットカードの特長から、下記のような経営者は、デビットカードを作るべきだといえます。
デビットカードを作るべきなのは、こんな経営者! |
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・コストをかけずにカードを作りたい ・会計の透明化を目指したい ・業務効率化を図りたい |
ここからは、それぞれの項目について、1つずつ解説していきます。
4-1.コストをかけずにカードを作りたい
1つ目は、極力コストをかけずに、支払いに使えるカードを作りたいと考えている経営者です。
デビットカードは、年会費や発行手数料が不要の場合が多く、ランニングコストが安く上がります。
コストをかけずにカードの利便性だけ活用したいと考えているのならば、クレジットカードよりも、デビットカードがおすすめです。
クレジットカードの場合、初年度の年会費は無料でも、翌年度からは有料だったり、無料にするには所定の条件をクリアしなければならなかったりするケースが多いからです。
しかし、デビットカードは、コストがかからない分、ポイント還元やキャッシュバック、カードを利用する特典は、クレジットカードより少ない場合も多いといえます。
よって、ポイント還元やキャッシュバック、利用特典と、利用にかかるコストの、どちらを優先したいかを天秤にかけて、どちらを作るかを決めるとよいでしょう。
4-2.会計の透明化を目指したい
2つ目は、会計の透明化を目指したい経営者です。
デビットカードの最大の特長は、支払いをすると同時に、口座から利用額が引き落とされ、お金の流れが即時反映されるところです。
例えば、GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードでは、デビットカードの利用明細をインターネットバンキング上からリアルタイムで確認できるサービスを提供しています。
出典:GMOあおぞらネット銀行|お客さまの声にお応えし 機能改修!デビットカードの利用先がインターネットバンキングから簡単に分かる
このようなサービスを活用すると、いつでも「だれが」「いつ」「何のために」カードを使ったのかが分かるので、利用状況がリアルタイムで管理できます。
支払いを先送りするクレジットカードでは、1、2カ月後に決済をするので、「だれが」「いつ」「何のために」カードを使ったのか、把握するのが大変です。
会社の大切な経費をよく分からないまま処理するのは、会社にとって、あまりよいことではありませんよね。
その点、デビットカードであれば、経費の使い道をクリアにでき、会計の透明化が目指せます。
4-3.業務効率化を図りたい
3つ目は、業務の効率化を図りたい経営者です。
デビットカードを使って支払いをすると、現金払いやクレジットカードの利用に必要だった、さまざまな業務が不要となります。
具体的には、下記のように、現場で支払いをする社員と、経理担当者の双方がメリットを得られます。
現場で支払いをする社員 | 経理担当者 |
---|---|
・立替払いの必要がない ・精算依頼も不要 ・急な接待や出張でも、現金の用意が不要 |
・社員の経費管理がまとめてできる ・立替払いの精算手続きが不要 ・現金管理の負担が減る |
さらに、経営者自身も、リアルタイムで経費の利用状況が把握できることから、社員による使い込みなどの不正利用にいち早く気づき、リスクを最小限に抑えられます。
会社の業務改善を目指しているのなら、デビットカードの利用がおすすめです。
5. 最大1.0%キャッシュバック!ビジネスデビットカードならGMOあおぞらネット銀行がおすすめ!
デビットカードは、複数の銀行で発行できますが、ここではGMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードをご紹介します。
※1 代表口座のカード新規発行手数料は無料、維持費、年会費もかかりません。ただし、追加口座のビジネスビジネスデビットカードを発行する場合は1,100円(税込)がかかります。(振込料金とくとく会員の場合は追加口座のビジネスデビットカードの発行手数料はかかりません。)
なお、紛失・盗難等で再発行する場合は1,100円(税込)がかかります。
※2 デビット付キャッシュカード(最大20枚)とサブカード(最大9,998枚)の合計枚数です。サブカードの利用には申込が必要です。ご注意ください。
※3 税金や公共料金など一部キャッシュバック率が異なる利用先がございます。キャッシュバック率の詳細はこちら
表からも分かるとおり、GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードはメリットがたくさんあることが分かります。
そこでここからは、GMOあおぞらネット銀行の法人口座とGMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードの特長について紹介します。
どこの銀行でデビットカードを作ろうか迷っている方は、ぜひGMOあおぞらネット銀行を検討してみてくださいね!
5-1.GMOあおぞらネット銀行
GMOあおぞらネット銀行は、あおぞら銀行グループと、GMOインターネットグループが共同出資する形で2018年に事業を開始したネット銀行です。
下記の表は、GMOあおぞらネット銀行の法人口座の特長をまとめたものです。
【法人口座の特長】※1 2024年2月実績値
<最短即日口座開設条件>
(1)取引責任者さま※と代表者さまが同一の場合
(2)自撮り動画(セルフィー)での本人確認の条件を満たした場合
※開設する口座におけるすべての取引の照会・操作・承認を行う権限が付与されたご担当者さま
・審査の状況によりお時間がかかる場合がございます。あらかじめご了承ください。
・当社休業日にお申し込みいただいた場合は、当日の口座開設はできませんのであらかじめご了承くださいますようお願いいたします。
・ビジネスデビットカードは当日ご利用いただけません。後日転送不要の簡易書留にてご登録法人住所宛てにお送りいたします。
・当社から送付する郵便物をお受け取りいただけない場合、口座の利用制限やカード・口座解約となる場合がございます。
※2 口座開設月の翌々月まで3カ月間、他行宛て振込手数料が毎月20回無料、さらに設立1年未満のお客さまは、登記上の設立月から12カ月間、他行宛て振込手数料が毎月20回無料
GMOあおぞらネット銀行の法人口座は、振込手数料のコスパ面、開設スピードともに申し分ない条件です。コスパやスピード感でネット銀行を選びたい方には、自信を持っておすすめできます。
一方、下記の表は、GMOあおぞらネット銀行で作れる、デビットカードの特長をまとめたものです。
【デビットカードの特長】
出典:GMOあおぞらネット銀行|ビジネスデビットカード
年会費永年無料、キャッシュバック率は最大1.0%と、好条件であり、国際ブランドは2つから選べ、発行枚数も1万枚を超えるなど、使い勝手の良さも魅力です。
また安心して利用できるように、さまざまなセキュリティ対策が利用者側で設定できます。
出典:GMOあおぞらネット銀行|デビットカード安心サービスのご案内について
【GMOあおぞらネット銀行ビジネスデビットカードご利用事例】 |
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「クレジットカード会社からもお墨付き!驚異の還元率に大満足」 『使わないと損!海外加盟店利用で最大1.5%キャシュバックされる(※)Mastercardビジネスデビットカードの魅力とは』 “利用して良かった点は、なんといっても海外加盟店の利用で最大1.5%キャッシュバックされる驚異の還元率を受けられることです。 海外加盟店利用で還元率1.5%はほかのカードでは考えられない驚異的な還元率であり、付き合いのあるクレジットカード会社の担当者からも「GMOあおぞらネット銀行のMastercardビジネスデビットカードを使った方がおトク」とお墨付きをもらったほどです。 会社としてキャッシュフローは遅ければ遅いほど良いに越したことはありません。ですが、その考えを覆すほど、GMOあおぞらネット銀行のMastercardビジネスデビットカードの海外加盟店利用で最大1.5%キャッシュバックはおトクと感じており、経費削減におおいに貢献しています。” ※キャンペーン名:Mastercardビジネスデビットカード「海外加盟店」利用1.5%キャッシュバック ご利用事例:株式会社Unionさま |
GMOあおぞらネット銀行は、法人口座、デビットカードの条件共に好条件であることは間違いありません。
法人口座やデビットカードを、条件だけで選ぶつもりなのであれば、こちらの銀行を選べば間違いないでしょう。
まとめ
法人口座のデビットカードには、下記のような特長があります。
【デビットカードの特長4つ】クレジットカードと比較すると、デビットカードには、下記のようなメリットがあります。
デビットカードの主なメリット4つ |
---|
(1)法人口座と紐づいているため、与信審査がなく、創業期でも作りやすい (2)クレジットカードと比較すると利用コストがかからない (3)原則、法人口座の残高の範囲内で利用できるため、利用限度額が大きい (4)業務の効率化につながる |
下記のような条件に当てはまる経営者は、デビットカードの作れる銀行で法人口座を作るとよいでしょう。
デビットカードを作るべきなのは、こんな経営者! |
---|
・コストをかけずにカードを作りたい ・会計の透明化を目指したい ・業務効率化を図りたい |
会社経営にデビットカードを活用したいと考えている方には、GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードがおすすめですよ。
※1 代表口座のビジネスデビットカードを口座開設申込時に発行する場合は無料ですが、口座開設後に
追加発行する場合は1,100円(税込)がかかります。また、追加口座のビジネスデビットカードを発行する場合
は1,100円(税込)がかかります。(振込料金とくとく会員の場合は追加口座のビジネスデビット
カードの発行手数料はかかりません。)
なお、紛失・盗難等で再発行する場合は1,100円(税込)がかかります。
※2 デビット付キャッシュカード(最大20枚)とサブカード(最大9,998枚)の合計枚数です。サブカードの利用には申込が必要です。ご注意ください。
※3 税金や公共料金など一部キャッシュバック率が異なる利用先がございます。キャッシュバック率の詳細はこちら
※ 本コラムは2024年7月10日現在の情報に基づいて執筆したものです。
※ 当社広告部分を除く本コラムの内容は執筆者個人の見解です 。