ご利用事例
コインチェック株式会社さま
こんな企業さまです
当社は2014年8月より仮想通貨交換業を行う企業です(金融庁登録)。Webサイトやスマートフォンアプリにて11種類(※)の仮想通貨を取引できる「Coincheck」やビットコインのつみたてサービス「Coincheckつみたて」などの各種サービスを展開しています。※掲載日時点
企業サイト:https://corporate.coincheck.com
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コインチェック株式会社
バックエンド開発部 JPY/Accountingグループ山本 憲さま金融機関との連携システムや決算システムなどの開発・運用を担当しています。
抱えていた課題
ご利用者さま一人ひとりに対して別々の振込入金口座(バーチャル口座)を割り当てることができるため、当サービスではバーチャル口座を導入したいと考えていました。バーチャル口座を利用することは消込作業の経理コスト削減などにもつながります。
他行ではバーチャル口座の利用が有料で、また口座数も一定に制限されているケースもあり、なかなか導入しにくいところがありました。そんな状況の中、GMOあおぞらネット銀行は導入にあたって初期費用が発生しないだけでなく、維持費もかかりませんでした。また、当社の複雑なシステムを理解していただき、さらに対応も丁寧だったのが印象的でしたね。
取組み内容
一つは「振込入金口座(バーチャル口座)」の利用です。バーチャル口座を活用することによって、ご利用者さま一人ひとりに対して仮想的に口座番号を割り当てることができます。それを元に「この口座に入金してください」という画面を表示させ、当社に入金していただくことが可能になるのです。バーチャル口座を利用しない場合では、消込処理の手間が増えたり、入金間違いの判断に時間がかかったりしてしまいます。
もう一つは充実したAPI接続サービスの利用です。GMOあおぞらネット銀行のバーチャル口座は1口座単位で発行と削除ができます。当社では、バーチャル口座のAPI接続サービスを利用することで、新規のご利用者さまのバーチャル口座を自動で即時発行しています。また、APIにより迅速に銀行口座の明細を取得することができるため、当社へのご入金も迅速にご利用者さまの残高に反映することが可能です。
API接続した結果
APIのテスト環境が充実しているところがいいですね。いきなり本番の情報を取ってしまうとシステム上のリスクが高くなりますが、テスト用の口座を開いて取引情報を作ることで、データの引き込みも容易になります。
他行は有償なうえ、環境の開放範囲や期間が区切られており、対応に時間が取られることが多いのですが、GMOあおぞらネット銀行ではテスト環境を早く構築いただけたので助かりました。
APIの構築やナレッジの共有がスムーズにでき、全工程をスムーズに進めることができました。