ご利用事例
三井物産デジタル・アセットマネジメント株式会社さま
こんな企業さまです
資産運用の様々な「負」を解決し、膨大な「眠れる銭」を経済活動に還流するために 「『眠れる銭』をActivateせよ。」を経営理念として、スマホから大型の不動産などに最低10万円から投資できるサービス「ALTERNA(オルタナ)」の運営と、不動産・インフラを中心とする実物資産のアセットマネジメント事業の2つの事業を提供しております。
デジタル証券で安定資産投資「ALTERNA(オルタナ)」 https://alterna-z.com/
-
三井物産デジタル・アセットマネジメント株式会社
エンジニアリング部長
三津澤 将司さまディー・エヌ・エー、エウレカ、グノシーを経て、2018年の会社設立時よりLayerXに参画。
2022年より三井物産デジタル・アセットマネジメントに出向、ALTERNA(オルタナ)の立ち上げをエンジニアとしてリード。2024年4月よりCPO/CTOに就任、ソフトウェア・プロダクトの統括を担当。
日本SF作家クラブ会員(筆名:猿場つかさ)、『マスタリング・イーサリウム』翻訳
スマホからできる不動産投資のUXを提供
当社のサービス「オルタナ」の特徴は、プロが厳選したミドルリスク・ミドルリターンの商品に投資できること、またそれぞれ一点モノである不動産の所有感や手触り感、わかりやすさを感じられるUXであることです。そのためには、お客様から証券口座へのお預入れやお引き出し依頼を受け付ける際の処理を極力低コスト/スムースにすることが必要不可欠でした。
当社を選んだ理由
入金専用の口座(振込入金口座)の払い出しをAPI経由で行えることや、入金結果のハンドリングに関するオペレーションから極力人手を廃する必要性、出金依頼のハンドリングや、入金/出金処理が正常に行われているかの確認などを自動化できるかを重要視していました。その中でGMOあおぞらネット銀行は、自由に振込入金口座を発行できるところが判断の決め手になりました。例えば振込入金口座の発行上限が厳しく設定されていたりすると、広告を出したタイミングでお客さまが一気に流入してきた際など、振込入金口座が払い出しできない、といったような事態に陥る心配が無く、安心して運用できると思いました。
ご利用しているAPI
スタンダードAPI(振込入金口座_一覧照会・振込入金口座_入金明細照会・振込入金口座_発行・振込入金口座_状態変更)Webhookを使っています。
当社APIを貴社サービスのどの部分でご活用ですか
投資商品をお申込頂いた方のお振込みの際、ご入金金額をお客様の「口座残高」に即時反映を行うために利用しています。
当社のAPIを利用していて当初の想定より良かった点
銀行APIを利用する上で、検討段階と実運用の想定に差が出なかったことが大きかったです。検討段階では、まずどのようなAPIが利用できるかを触ってみようと思った際、API ドキュメントを見ることができたり、sunabar(サンドボックス環境)でイメージを膨らませられたりとオンラインリソースが豊富にありました。また実際にAPIをサービスに落とし込んだ際に全く想定通りだったことが、オペレーションコストの削減にも繋がったと考えています。
当社APIをお勧めできますか。またどのような事業者様にお勧めできると思われますか。
銀行振込で顧客の資金を取り扱うサービスを提供される方には両手を上げておすすめできます。当社もそうだったのですが、サービスの立ち上げ当初はかなりのスピード感が求められます。オンラインリソースの豊富さやサポートもあったことから、タイトなスケジュールであってもしっかりと開発に専念できると思います。
今後のビジョンやコメントをお願いいたします。
眠れる銭をアクティベイトするため、今後は不動産以外の商品についても提供を行ったり、売り方に関しても多様性を出していきたいと考えています。また、所有感に関しても、実際に物件を見に行けるツアーや、より詳細な/リアルタイムの情報提供を行うことで、商品軸だけでなく、金融サービスの質で選ばれていきたいと考えています。