イベント情報&レポート
sunabarコミュニティイベント第16弾
DNX Ventures髙岡氏と語る、
スタートアップ支援の最前線
DNX Ventures髙岡氏と語る、スタートアップ支援の最前線
こんにちは。sunabarイベント担当の門馬です。
2022年5月13日(金)に、sunabarコミュニティイベント#16「DNX Ventures髙岡氏と語る、スタートアップ支援の最前線」を開催しました。
当社は、「スモール&スタートアップ向け銀行 No.1」を戦略の1つに掲げており、sunabar -GMOあおぞらネット銀行API実験場-(以下、sunabar)でも、銀行APIが無料で試せる「銀行API実験場」、組込型金融事業の立ち上げまでサポートする「よろず開発支援室」や、資金面からサポートする「資金調達支援」で、組込型金融のスモールスタートを切っていただける環境を提供しています。
今回は、東京とシリコンバレーに拠点を構え、アーリーステージのB2Bスタートアップ(*1)へ投資を行うVC(ベンチャーキャピタル)ファンドであるDNX Ventures パートナーの髙岡 美緒氏をお迎えし、投資家目線でスタートアップのファイナンスや事業モデル、事業成長において考えておくべき点についての座談会を行いました。
(*1)ベンチャー企業への投資における成長ステージの区分のうち、起業後おおむね2~3年までの期間に該当する企業間取引を行う企業のこと。
本レポートではイベント内容の一部をご紹介します。(司会:当社 執行役員 企画・事業開発グループ長 小野沢 宏晋)
※ 本レポートは2022年5月13日時点の情報です。
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髙岡 美緒氏DNX Ventures パートナー
ゴールドマン・サックス証券へ新卒として入社し、モルガン・スタンレー証券など投資銀行を経てマネックスグループ執行役員・マネックスベンチャーズ取締役として戦略的M&A、新規事業開発、CVC立ち上げ・投資を担当。その後メディカルノート取締役CFOを経て現職。そのほか、金融革新同友会(FINOVATORS)共同発起人、経済産業省「産業・金融・IT融合に関する研究会」委員、2016年サマーダボス会議を含む様々な国内外のイベントに登壇や審査員も務める。2016年・2017年においてFintech Asia 100 Leaders、フォーブスジャパン「世界で活躍する日本女性55人」に選出される。ケンブリッジ大学自然科学部物理学科卒業。セプテーニ・ホールディングス、カヤック、HENNGE、電通国際情報サービス(ISID)社外取締役。
DNX Ventures:https://dnx.vc
髙岡氏は投資銀行を経て、戦略投資やM&A(企業の合併・買収)、CVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)や新規事業の立ち上げなど、金融業界に長く在籍されています。FinTechの黎明期から日米のFinTechベンチャーへの投資をされた経験を持ち、FinTechに深い造詣があります。
イベントの前半では、当社の経営企画チーム長である林と共に、国内外のFinTechスタートアップ黎明期の話から、スタートアップ支援のトレンドまで、FinTechとスタートアップに関して幅広い深掘りが行われました。
日本のベンチャー・エコシステムは進化している
髙岡氏はまず、FinTechスタートアップの黎明期にアメリカで起きたこととして、次の3つが象徴的だったと言います。
1:クラウドの普及によるインフラコストの削減
2:リーマンショックを契機に生まれた新しい金融サービスを、アメリカの市場が受け入れた
3:フィナンシャル・インクルージョン(金融包摂)が起こり、中小企業もデータ分析などのサービスが受けられるようになった
その上で、日本のFinTechスタートアップについて次のように語りました。
髙岡 美緒 氏(以下、髙岡氏)「日本ではキャッシュレスの普及が推進されてきました。そのなかで、決済や後払いのサービスがイグジット(*2)するなどの成功例が出始めてきました。それによりFinTechスタートアップに関わる人材も豊富になってきました。また、最近の日本は、FinTechスタートアップに限らずベンチャー・エコシステムが進化している印象があり、実際に海外からも評価されています。」
(*2)イグジット:Exit。ベンチャービジネスや起業再生などにおける投資回収。創業者やファンドがIPO(新規上場株式)やM&Aを通じて利益を手にすること。
スタートアップを始めるための2つのポイント
VCである髙岡氏の元にはスタートアップを始めたいと相談を受けることが少なくないようです。そこで、スタートアップを始めるための2つのポイントを挙げていただきました。
高岡氏「1点目は資金調達ついて、必ずしも外部調達ではなくてもいいと考えています。FinTechの場合は起業のタイミングも大切だと思いますので、ブートストラップという選択肢もありえると思います。2点目は、フェーズを常に考えておくことが重要だと思います。特にFinTechの領域では免許の取得や規制への対応など、他の領域に比べると資金が多く必要になる傾向があるため、それに応じた資本政策を考えなければなりません」
小野沢 宏晋(以下、小野沢)「資金調達について視聴者からの質問がありました。FinTechの資金調達方法として、そのほかにはなにがありますか?」
高岡氏「FinTechに関しては金融機関や事業会社との資本業務提携が多い印象です。資本業務提携というと起業家としての戦略が狭まるイメージを持たれる方もいますが、広く成功されている例も多いです。」
小野沢「FinTechだと、事業会社としても金融の領域に入るチャンスと捉えている側面があるのかもしれませんね。」
林 剛生(以下、林) 「最近ではデットファイナンスもあります。当社でもsunabarの資金調達支援サービスを通じて、当社グループのあおぞら企業投資株式会社と提携してベンチャー企業向けデットファイナンスを提供しています。転換社債のような選択肢も今後増えていくと考えています。」
参考情報:sunabar資金調達支援
スタートアップ支援のトレンド
スタートアップ支援について、まずはVCの視点から投資を判断する基準について、髙岡氏の主に次の3つを重視すると言います。
1:ユーザーのペインに対してのソリューションであるか
2:市場の規模は大きいか
3:why now?(なぜ、いまなのか)
そして、現在のスタートアップ支援のトレンドについて、2つ挙げてくださいました。
高岡氏「現在は資金調達の額がとても大きくなっています。とはいえ現在はお金だけではなく、ノウハウやネットワークに対する支援も充実させています。もう1点は、現在新型コロナウィルスやインフレの影響で市況の潮目が変わってきています。スタートアップの資金調達においてアメリカではグロース一辺倒だったものがサバイバルモードを前提とした動きになっています。今後は日本にも影響が出てくると考えています。」
FinTechスタートアップのCTOに必要なスキルとは
イベントの後半では当社CTOの矢上と共に、テクノロジーの視点も絡めたスタートアップ支援の深掘りが行われました。
高岡氏「スタートアップのCTOは、コミュニケーション能力がとても求められると考えています。特にFinTechスタートアップにおけるCTOは、ITと金融それぞれの文化・言語の間に立つ存在なので、コミュニケーション能力が特に重要だと考えます。」
矢上 聡洋(以下、矢上)「新しい技術をいかにビジネスのグロースに貢献できるのかを説明することが、CTOの役割として重要だと考えています。ただ新しい技術は使えばいい、というわけではなく、バランスを考える必要があると思います。」
高岡氏「バランス感覚も大切ですね。先端技術はユーザーや会社にとってベストなのか判断できる能力はとても重要だと思います。」
そして、テクノロジーとビジネスの関係について、髙岡氏と矢上は次のように語ります。
高岡氏「事業を存続させる上で、1番最適なテクノロジーを考えるべきだと考えます。」
矢上「私もビジネスありきだと思います。テクノロジーはあくまで課題を解決するツールだと思いますが、一方で、テクノロジーは、スピードやコストについて差別化できるツールでもあります。ですから、ビジネスモデルを高いレベルで実現する手段として、テクノロジーの取捨選択は重要だと考えています。」
日本でFinTechスタートアップを始める魅力
最後に日本でFinTechスタートアップを始める魅力について、髙岡氏にお話しを伺いました。
高岡氏「日本のFinTechは参入障壁が高いと考えています。まず日本の金融業界は独特の慣習があり、非金融の方から見ると驚かれる場合もあります。また、日本はユーザーがすでに高度な金融サービスを受けているため、新たな金融サービスに対しても高い完成度が求められる傾向があるためです。」
高岡氏「しかしその反面、初期の障壁を乗り越えたあとは、良いビジネスモデルを作りやすい傾向があり、規模も大きくなります。これはFinTechスタートアップを始める大きな魅力になると思います。」
矢上「GMOあおぞらネット銀行としても、規制を守りながらソリューションやビジネスを提供していくかなどの検討などを、スタートアップ企業さまと進めています。引き続きスタートアップ企業さまへの支援を積極的に行っていきたいと考えています。」
高岡氏「私は一時期、FinTech業界から離れていた期間があったのですが、その間に日本のFinTech企業の数があまり増えていませんでした。方やシンガポールなどではFinTech企業が増えている国もあります。ぜひGMOあおぞらネット銀行さんには、FinTechスタートアップに対しての起業ハードルを下げていただきたくことを望みます。」
ichibarハッカソンの紹介
イベントの途中では2022年5月22日~5月29日にかけて開催された、当社主催の組込型金融のハッカソンイベント「ichibarハッカソン」を紹介しました。
髙岡氏によると、ハッカソンやピッチコンテストの入賞者は、資金調達に成功している例が多い印象があると言い、ひとつの信用補完にもなるそうです。
ichibarハッカソンでは、12グループ、23名の参加者が8日間にわたり組込型金融に関する作品の完成を目指しました。ハッカソンのようなピッチイベントもスタートアップに対するひとつの支援の形だと当社は考えています。
関連情報:G’s ACADEMY|GMOあおぞらネット銀行 主催 賞金総額100万円 組込型金融特化 ichibarハッカソン 最優秀賞は社会課題を解決する“贈与でお金の循環を加速”のFANCYに決定!
DNX Ventures髙岡氏と語る、
スタートアップ支援の最前線
DNX Ventures髙岡氏と語る、スタートアップ支援の最前線
こんにちは。sunabarイベント担当の門馬です。
2022年5月13日(金)に、sunabarコミュニティイベント#16「DNX Ventures髙岡氏と語る、スタートアップ支援の最前線」を開催しました。
当社は、「スモール&スタートアップ向け銀行 No.1」を戦略の1つに掲げており、sunabar -GMOあおぞらネット銀行API実験場-(以下、sunabar)でも、銀行APIが無料で試せる「銀行API実験場」、組込型金融事業の立ち上げまでサポートする「よろず開発支援室」や、資金面からサポートする「資金調達支援」で、組込型金融のスモールスタートを切っていただける環境を提供しています。
今回は、東京とシリコンバレーに拠点を構え、アーリーステージのB2Bスタートアップ(*1)へ投資を行うVC(ベンチャーキャピタル)ファンドであるDNX Ventures パートナーの髙岡 美緒氏をお迎えし、投資家目線でスタートアップのファイナンスや事業モデル、事業成長において考えておくべき点についての座談会を行いました。
(*1)ベンチャー企業への投資における成長ステージの区分のうち、起業後おおむね2~3年までの期間に該当する企業間取引を行う企業のこと。
本レポートではイベント内容の一部をご紹介します。(司会:当社 執行役員 企画・事業開発グループ長 小野沢 宏晋)
※ 本レポートは2022年5月13日時点の情報です。
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髙岡 美緒氏DNX Ventures パートナー
ゴールドマン・サックス証券へ新卒として入社し、モルガン・スタンレー証券など投資銀行を経てマネックスグループ執行役員・マネックスベンチャーズ取締役として戦略的M&A、新規事業開発、CVC立ち上げ・投資を担当。その後メディカルノート取締役CFOを経て現職。そのほか、金融革新同友会(FINOVATORS)共同発起人、経済産業省「産業・金融・IT融合に関する研究会」委員、2016年サマーダボス会議を含む様々な国内外のイベントに登壇や審査員も務める。2016年・2017年においてFintech Asia 100 Leaders、フォーブスジャパン「世界で活躍する日本女性55人」に選出される。ケンブリッジ大学自然科学部物理学科卒業。セプテーニ・ホールディングス、カヤック、HENNGE、電通国際情報サービス(ISID)社外取締役。
DNX Ventures:https://dnx.vc
髙岡氏は投資銀行を経て、戦略投資やM&A(企業の合併・買収)、CVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)や新規事業の立ち上げなど、金融業界に長く在籍されています。FinTechの黎明期から日米のFinTechベンチャーへの投資をされた経験を持ち、FinTechに深い造詣があります。
イベントの前半では、当社の経営企画チーム長である林と共に、国内外のFinTechスタートアップ黎明期の話から、スタートアップ支援のトレンドまで、FinTechとスタートアップに関して幅広い深掘りが行われました。
日本のベンチャー・エコシステムは進化している
髙岡氏はまず、FinTechスタートアップの黎明期にアメリカで起きたこととして、次の3つが象徴的だったと言います。
1:クラウドの普及によるインフラコストの削減
2:リーマンショックを契機に生まれた新しい金融サービスを、アメリカの市場が受け入れた
3:フィナンシャル・インクルージョン(金融包摂)が起こり、中小企業もデータ分析などのサービスが受けられるようになった
その上で、日本のFinTechスタートアップについて次のように語りました。
髙岡 美緒 氏(以下、髙岡氏)「日本ではキャッシュレスの普及が推進されてきました。そのなかで、決済や後払いのサービスがイグジット(*2)するなどの成功例が出始めてきました。それによりFinTechスタートアップに関わる人材も豊富になってきました。また、最近の日本は、FinTechスタートアップに限らずベンチャー・エコシステムが進化している印象があり、実際に海外からも評価されています。」
(*2)イグジット:Exit。ベンチャービジネスや起業再生などにおける投資回収。創業者やファンドがIPO(新規上場株式)やM&Aを通じて利益を手にすること。
スタートアップを始めるための2つのポイント
VCである髙岡氏の元にはスタートアップを始めたいと相談を受けることが少なくないようです。そこで、スタートアップを始めるための2つのポイントを挙げていただきました。
高岡氏「1点目は資金調達ついて、必ずしも外部調達ではなくてもいいと考えています。FinTechの場合は起業のタイミングも大切だと思いますので、ブートストラップという選択肢もありえると思います。2点目は、フェーズを常に考えておくことが重要だと思います。特にFinTechの領域では免許の取得や規制への対応など、他の領域に比べると資金が多く必要になる傾向があるため、それに応じた資本政策を考えなければなりません」
小野沢 宏晋(以下、小野沢)「資金調達について視聴者からの質問がありました。FinTechの資金調達方法として、そのほかにはなにがありますか?」
高岡氏「FinTechに関しては金融機関や事業会社との資本業務提携が多い印象です。資本業務提携というと起業家としての戦略が狭まるイメージを持たれる方もいますが、広く成功されている例も多いです。」
小野沢「FinTechだと、事業会社としても金融の領域に入るチャンスと捉えている側面があるのかもしれませんね。」
林 剛生(以下、林) 「最近ではデットファイナンスもあります。当社でもsunabarの資金調達支援サービスを通じて、当社グループのあおぞら企業投資株式会社と提携してベンチャー企業向けデットファイナンスを提供しています。転換社債のような選択肢も今後増えていくと考えています。」
参考情報:sunabar資金調達支援
スタートアップ支援のトレンド
スタートアップ支援について、まずはVCの視点から投資を判断する基準について、髙岡氏の主に次の3つを重視すると言います。
1:ユーザーのペインに対してのソリューションであるか
2:市場の規模は大きいか
3:why now?(なぜ、いまなのか)
そして、現在のスタートアップ支援のトレンドについて、2つ挙げてくださいました。
高岡氏「現在は資金調達の額がとても大きくなっています。とはいえ現在はお金だけではなく、ノウハウやネットワークに対する支援も充実させています。もう1点は、現在新型コロナウィルスやインフレの影響で市況の潮目が変わってきています。スタートアップの資金調達においてアメリカではグロース一辺倒だったものがサバイバルモードを前提とした動きになっています。今後は日本にも影響が出てくると考えています。」
FinTechスタートアップのCTOに必要なスキルとは
イベントの後半では当社CTOの矢上と共に、テクノロジーの視点も絡めたスタートアップ支援の深掘りが行われました。
高岡氏「スタートアップのCTOは、コミュニケーション能力がとても求められると考えています。特にFinTechスタートアップにおけるCTOは、ITと金融それぞれの文化・言語の間に立つ存在なので、コミュニケーション能力が特に重要だと考えます。」
矢上 聡洋(以下、矢上)「新しい技術をいかにビジネスのグロースに貢献できるのかを説明することが、CTOの役割として重要だと考えています。ただ新しい技術は使えばいい、というわけではなく、バランスを考える必要があると思います。」
高岡氏「バランス感覚も大切ですね。先端技術はユーザーや会社にとってベストなのか判断できる能力はとても重要だと思います。」
そして、テクノロジーとビジネスの関係について、髙岡氏と矢上は次のように語ります。
高岡氏「事業を存続させる上で、1番最適なテクノロジーを考えるべきだと考えます。」
矢上「私もビジネスありきだと思います。テクノロジーはあくまで課題を解決するツールだと思いますが、一方で、テクノロジーは、スピードやコストについて差別化できるツールでもあります。ですから、ビジネスモデルを高いレベルで実現する手段として、テクノロジーの取捨選択は重要だと考えています。」
日本でFinTechスタートアップを始める魅力
最後に日本でFinTechスタートアップを始める魅力について、髙岡氏にお話しを伺いました。
高岡氏「日本のFinTechは参入障壁が高いと考えています。まず日本の金融業界は独特の慣習があり、非金融の方から見ると驚かれる場合もあります。また、日本はユーザーがすでに高度な金融サービスを受けているため、新たな金融サービスに対しても高い完成度が求められる傾向があるためです。」
高岡氏「しかしその反面、初期の障壁を乗り越えたあとは、良いビジネスモデルを作りやすい傾向があり、規模も大きくなります。これはFinTechスタートアップを始める大きな魅力になると思います。」
矢上「GMOあおぞらネット銀行としても、規制を守りながらソリューションやビジネスを提供していくかなどの検討などを、スタートアップ企業さまと進めています。引き続きスタートアップ企業さまへの支援を積極的に行っていきたいと考えています。」
高岡氏「私は一時期、FinTech業界から離れていた期間があったのですが、その間に日本のFinTech企業の数があまり増えていませんでした。方やシンガポールなどではFinTech企業が増えている国もあります。ぜひGMOあおぞらネット銀行さんには、FinTechスタートアップに対しての起業ハードルを下げていただきたくことを望みます。」
ichibarハッカソンの紹介
イベントの途中では2022年5月22日~5月29日にかけて開催された、当社主催の組込型金融のハッカソンイベント「ichibarハッカソン」を紹介しました。
髙岡氏によると、ハッカソンやピッチコンテストの入賞者は、資金調達に成功している例が多い印象があると言い、ひとつの信用補完にもなるそうです。
ichibarハッカソンでは、12グループ、23名の参加者が8日間にわたり組込型金融に関する作品の完成を目指しました。ハッカソンのようなピッチイベントもスタートアップに対するひとつの支援の形だと当社は考えています。
関連情報:G’s ACADEMY|GMOあおぞらネット銀行 主催 賞金総額100万円 組込型金融特化 ichibarハッカソン 最優秀賞は社会課題を解決する“贈与でお金の循環を加速”のFANCYに決定!