口座開設が面倒だと感じる4つの要素とは|煩雑さを軽減する3つの方法を紹介

法人口座開設を完全ガイド|経営者が失敗しない銀行の選び方とは

「口座開設はなんか面倒なイメージあるけど、具体的には何が面倒なの?」
「とにかく手続きが面倒。身元や目的の確認が細かいし、用意する書類も多い。」

こんな悩みをお持ちではないでしょうか。

本記事では、口座開設の何が面倒なのか?を詳しく解説します。

近年、銀行など金融機関での口座開設は、犯罪防止や不正利用防止の観点から、以前より煩雑な手続きが必要になりました。

一般的に、口座開設を面倒にしている要素は4つあります。

口座開設が面倒だと感じる|4つの要素
①「本人確認」が面倒 口座開設では、氏名や住所等を記入した申請用紙(申請フォーム)と証明書類をもとに、本人確認が行われる。
②「取引目的を聞かれる」のが面倒 何に使う口座なのか「取引目的」について尋ねられる。
③「書類の提出」が面倒 主に「本人確認」や「利用目的の照会」のために書類提出が求められる。
④そもそも「銀行に行く」のが面倒 店舗型銀行では、口座開設は営業時間内に窓口での申請手続きが必要なことが多い。

これらの要素は、不正行為を防ぎ、私たちの個人情報と利益を守るために避けられないものです

ただ、手間と時間がかかるこうした「面倒な」プロセスを、多少なりとも軽減する方法はあります。

口座開設の「煩雑さ」を軽減する方法
1.しっかり事前準備をする
事前に必要な書類や情報を、確認して準備しておくことで、滞りなく手続きが行えます。
2.来店予約をする
口座開設に訪れる日時を予約しておくことで、窓口での待ち時間を短縮することができます。
3.ネット銀行を利用する
ネット銀行なら、営業時間にしばられず、24時間365日、オンライン上で口座開設手続きが完了できます。

本記事では、こうした手段を詳しく伝授します。

この記事で分かること
●口座開設の何が面倒なのか?
●口座開設の「面倒な」プロセスを回避できない理由
●口座開設をできるだけスムーズに進める方法
●ネット銀行の口座開設は店舗型の銀行より「面倒ではない」といえる理由

1.口座開設は面倒|煩雑にしている4つの要素

近年、金融機関での口座開設は、以前よりも煩雑で手間のかかる「面倒な」ものになりました。

犯罪防止や不正利用防止のため、金融機関は顧客の身元確認や、取引目的に関わる詳細な情報を以前より厳しくチェックする必要が生じています。

厳しいチェックとは、具体的にどのようなものなのか?

1章では、口座開設を面倒だと感じる4つの要素を分かりやすく解説します。

口座開設が面倒だと感じる4つの要素
・「本人確認」が面倒
・「取引目的を聞かれる」のが面倒
・「書類の提出」が面倒
・そもそも「銀行に行く」のが面倒

順にみていきましょう。

1-1.「本人確認」が面倒

口座開設手続きを煩雑にしているものの一つに、「本人確認」があげられます。

【本人確認とは】
公文書の申請や公的機関などで手続きをする際に、当該行政庁等が、相手が本人であることに間違いがないかどうかを確認することをいいます。

口座開設では、氏名や住所等を記入した申請用紙(申請フォーム)と証明書類をもとに、本人確認が行われます。

口座を利用した犯罪が増えた昨今、金融機関では身元を厳格に確認することがルールとして義務付けられているのです。

口座を開設する際には、申請用紙に氏名等を記入するだけでなく、マイナンバーカードや運転免許証といった顔写真付きの書類の提出を求められ、申告した内容に相違がないかを細かくチェックされます。

1-2.「取引目的を聞かれる」のが面倒

口座開設では、何に使う口座なのか、その「取引目的」について尋ねられます。

近年、口座が詐欺やマネー・ローンダリング(資金洗浄)などの犯罪に悪用されることが増え続けているため、取引目的に関わる詳細な情報を以前より詳しくチェックする必要が生じています。

口座開設の目的の選択肢は主に4つあります。

口座開設の主な目的 (具体例)
①生活費の支払い ・食費や衣料費、家賃などの日常生活費
・電気やガスなどの公共料金
・学費の支払いや、奨学金の入金
・税金の支払い
②給与受取・年金受取 ・給与やアルバイト代の受取
・年金の受取
③貯蓄・資産運用 ・定期預金
・積立式定期預金
・貯蓄預金
④事業運営

※法人口座・個人事業主口座の場合

・会社の収入管理(ビジネスからの収入受取と管理)
・会社の支払い処理(請求書支払い、給与支払いなど)
・投資や資産管理(ビジネス資産の管理や投資)

こうした取引目的を明確に答えられないと、繰り返し応答や確認を求められたり、最終的には開設を断られてしまう場合もあります。

また、「給与受取」と答えた場合には、会社やアルバイト(パート)先の名称や連絡先まで尋ねられるのが一般的です。

『本当に給与の受取を行う人』と、『犯罪目的で口座開設を行う人』を見極めるための方策ですが、「どうしてそこまで聞かれるのか?」と、不快になる人がいるかもしれません。

取引の目的は、主に犯罪防止の観点から金融機関が最も確認したいポイントですが、口座を開設する側にとっては負担になる場合があります。

1-3.「書類の提出」が面倒

さまざまな書類の準備や提出にも、少なからず手間がかかります。

口座開設では、先述の「本人確認」や「取引目的の照会」のために何かと書類が必要です。

必要書類は、地域や各金融機関の方針によって多少とも異なりますが、一般的に提出が求められる書類は以下のとおりです。

種別 求められる書類(例)
① 本人確認 ・マイナンバーカード
・運転免許証
・パスポート など
② 雇用の確認 ・雇用契約書
・給与明細書 など
③ 法人の確認
※法人口座開設の際に、情報を確認するために必要になります。
・法人登記簿抄本
・法人の印鑑登録証明書
・会社の定款 など

※必要書類は口座の目的によって変わります。

ほかに、投資目的の口座等では、投資に関する資料や、実績に関する書類が求められることがあります。

必要書類は、利用する金融機関によって異なりますので、口座開設を行う前に、該当の金融機関に必ず問い合わせるようにしましょう。

書類の提出は、個人情報保護や犯罪防止のための重要な手続きですが、準備等に時間と労力を要するため、口座開設を煩雑にしている要素の1つといえるでしょう。

1-4.そもそも「銀行に行く」のが面倒

そもそも銀行まで出向くことが厄介だと思われる方も少なくありません。

多くの店舗型銀行の場合、窓口が開いているのは平日のみ、しかも午後3時で営業が終了してしまう金融機関が多いです。

口座を開設したくとも、忙しい人や、近くに銀行がない人は、時間の調整が難しい場合があるでしょう。

仕事や用事に追われていると、待ち時間の長さに、イライラさせられるかもしれません。

ただ近年は、金融業界でもデジタル化が進み、口座開設手続きをWeb上でできる店舗型銀行も登場し、オンライン上でさまざまな取引が可能なネット銀行もあります。

多忙な人や、銀行が遠い地域に住む人々のストレスを軽減する「ネット銀行」については、4.【店舗型銀行と比較】「ネット銀行」なら口座開設後も面倒が少ないで詳しく解説しますので、そちらも参考にしてください。

2.「面倒」だと感じる手続きを回避することはできない理由|本人確認や取引目的の確認は必須

前述のように、口座開設は多くの人にとって、「面倒」だと感じる部分がたくさんあります。

ただこの「面倒」だと感じる要素となっているものは、不正行為を防ぎ、顧客を守るために、金融機関として回避できないのが現実です。

本章では、銀行口座開設において「面倒」だと感じる手続きを回避できない理由を解説します。
どうしても省けないものなのか、その理由を理解し、スムーズに手続きを進められるようにしましょう。

2-1.「本人確認」は必須

いかに手続きが煩雑であろうとも、口座開設で「本人確認」の手続きは絶対に避けられません。

口座開設時に「本人確認」の手続きが必須の理由は主に下記4つです。

2-1-1.法的な規制の遵守

金融機関は、顧客の本人確認を義務付ける法律に基づいて対応しています。

例えば、日本では「犯罪による収益の移転防止に関する法律(犯罪収益移転防止法)」があり、これにより金融機関は顧客の身元を確認することが義務付けられています。

この手続きは、マネー・ローンダリング(資金洗浄)やテロ資金供与を防ぐために重要となります。

2-1-2.不正利用の防止

本人確認を行うことで、他人の名義を使って不正に口座を開設したり、金融取引を行ったりすることを防ぐことができます。

上記の手続きにより、金融犯罪を減らすことができます。

2-1-3.セキュリティの確保

本人確認を行うことで、金融機関は顧客の情報を正確に把握し、取引の安全性を高めることができます。

上記の手続きより、不正アクセスや不正取引のリスクを低減できます。

2-1-4.信頼性の確保

金融機関が、本人確認がしっかりと行える顧客とのみ取引を行うことで、信頼性が確保され、取引の透明性が高まることにつながります。

面倒だと感じるかもしれませんが、本人確認をすることで自身もリスクを排し、安心して取引ができますし、金融システム全体の安定稼働に貢献することにもつながります。

2-2.「目的確認」や「書類提出」は避けられない

手間や時間がとられても、「目的確認」や「書類提出」は回避できません。

繰り返しお伝えしているように、口座を利用した犯罪が増えている近年、金融機関では顧客情報の保護、取引の追跡、税務申告などのコンプライアンスが重要視され、それらを守ることが義務付けられています。
※コンプライアンス:規定、規制、企業倫理、社会貢献。その設定や運用、遵守(守る)を指す。

「目的確認」や「書類提出」が必須の理由は主に下記5つです。

2-2-1.法的な規制の遵守

金融機関は、犯罪収益の移転防止やテロ資金供与防止を目的とした法律に従う必要があります。

具体的には、「犯罪による収益の移転防止に関する法律」に基づき、銀行は口座開設時に顧客の取引目的や取引内容に関する情報を確認する義務があります。

これにより、銀行は不正な資金の流れを防ぎ、資金洗浄やテロ資金供与を防止することができます。

2-2-2.取引の透明性と信頼性の確保

取引目的を尋ねることで、銀行は顧客がどのような取引を行おうとしているのかを把握し、その取引が合法かつ適切なものであるかを判断します。

例えば、大きな金額が一度に送金される場合、その目的を知ることで不審な取引を見逃さないようにすることができます。

2-2-3.不正利用の防止

銀行が顧客の取引目的や書類を確認することで、他人名義で不正に口座を開設して悪用するリスクを減らせます。

また、虚偽の申告を防ぐためにも、提出書類(住所確認書類や収入証明書など)を求めることがあります。

これにより、口座開設時点での本人確認がより確実になります。

2-2-4.リスク管理

銀行は顧客の取引目的を把握することで、取引のリスクを管理します。

例えば、高額な海外送金や頻繁な大きな金額の動きがある場合、銀行はその目的を確認することで不正の兆候を早期に発見でき、リスクを軽減することができます。

また、特定の高リスク国との取引がある場合などには、特別な監視を行うことが求められる場合があります。

2-2-5.税務や報告義務の履行

銀行が取引目的や書類を求めるのは、税務関連の規制を遵守するためでもあります。

一定の取引額を超える場合、税務署に報告する義務があるため、正確な取引目的を確認することで、報告義務を果たすことができます。

開設時の手続きの煩雑さにストレスを感じることもあるかと思いますが、「目的確認」や「書類提出」は、金融機関だけでなく、顧客自身の個人情報と利益を守るために必要なものであることを覚えておきましょう。

3.口座開設の「煩雑さ」を軽減する3つの方法

口座開設には手間と時間がかかりますが、これは不正行為を防ぎ、金融機関だけでなく、私たちの個人情報と利益を守るために避けられないプロセスです。

ただ、そのプロセスの「煩雑さ」を、多少なりとも軽減する方法はあります。

口座開設の「煩雑さ」を軽減する方法
・しっかり事前準備をする
・来店予約をする
・ネット銀行を利用する

口座開設をできるだけスムーズに行えるように、しっかり把握しておきましょう。

3-1. しっかり事前準備をする

口座開設をスムーズに進めるためには、事前の準備が欠かせません。

必要な書類や情報を、確認して準備しておくことで、滞りなく手続きが行えます。

銀行や金融機関のWebサイトやカスタマーサポートから、事前に口座開設に必要な本人確認書類等を確認してください。

<本人確認書類(例)>
※必要書類は金融機関によって異なります。下記のすべてが必要なわけではありません。
・パスポート
・マイナンバーカード
・運転免許証
・在留カード
・各種福祉手帳(身体障害者手帳等)
・住民票の写し

また、当日申請用紙に記入する必要事項(住所、電話番号、勤務先、口座開設の目的など)も事前に知って準備しておくことで、手続きがスムーズに進みます。

事前準備が足りないと、手続きが面倒になるばかりか、書類の再提出を求められたりと、最悪の場合、口座開設ができないケースもあります。

事前準備を怠って面倒になってしまうケース【例】
① 必要書類が足りなかった
本人確認書類として、顔写真がない健康保険証しかない場合は、追加で住民票の写しや納税証明書など2点目の確認書類が必要なことを知らず、用意していなかった。

【結果】わざわざ休みをとって銀行に行ったのに口座開設はできず、別の日にもう一度出向かなくてはいけなくなった。

② 必要事項を確認していなかった
口座開設の目的を詳細に聞かれることを予測していなかった。

来月から務めるアルバイト先の「給与振込」用の口座開設だったが、申請用紙に勤務先の住所や連絡先まで書けといわれたが、覚えていないし控えてもいない。
ネットで調べても分からず、それでも「今日中に口座を作りたい」と主張したら、さんざん待たされ、支店長が出てきて「勤務先が分からないとお作りできない」というような話を長々と聞かされた。

【結果】面倒になって「もういいです」と帰ってきてしまい、まだ口座開設できていない。

こうした事態に陥らないよう、事前に必要な持ち物、口座開設時に求められる情報をしっかり準備しておきましょう。

3-2. 来店予約をする

昨今、ほとんどの金融機関では来店予約を受け付けており、予約がないと受け付けてもらえない可能性もあります。

申込したい銀行が、来店予約が必要なのかを事前に確認しておくようにしましょう。

来店予約は、銀行や金融機関のWebサイトやコールセンターで行うことができます。

3-3. ネット銀行を利用する

銀行に行くこと自体を「めんどくさい」と感じてしまう場合は、ネット銀行を利用するのも1つの手段です。

店舗を持たないネット銀行なら、オンライン上で口座開設手続きを完了することができるため、銀行まで出かける必要がありません。

窓口で書類を提出したり、担当者と対面でやり取りする手間も省けます。
もちろん、待ち時間もありません。

ネット銀行での簡単な口座開設のステップは、以下のとおりです。

ネット銀行の口座開設のステップ(例)※銀行によって多少異なる場合があります
ステップ①|Webサイトやアプリから口座開設を申し込む(フォームに必要事項を入力)
ステップ②|スマートフォンを使った本人確認(本人確認書類および顔写真撮影)書類の提出
ステップ③|口座開設 ※口座開設までに数日〜1週間程度を要する場合があります                   
ステップ④|初期設定をして利用開始

このように必要な書類や情報をオンラインで提出(アップロード)し、審査が完了すれば短期間で口座が開設されます。

金融機関は、一般的に受付時間が平日午後3時までですが、ネット銀行なら、24時間365日(システムメンテナンス時を除く)いつでも、どこでも手続きが可能なため、口座開設のために日時調整をするストレスもありません。

スムーズに口座開設をしたい方は、ネット銀行の利用を検討してみましょう。

次章で、口座を作ったあとも便利な「ネット銀行」について、店舗型銀行との比較を元に解説しますので、そちらも参考にしてください。

4.【店舗型銀行と比較】「ネット銀行」なら口座開設後も「面倒」が少ない

ネット銀行は、口座開設の際だけでなく、開設後も従来の店舗型銀行に比べて「面倒」が少ないのが特長です。

※店舗型銀行:店舗を持った一般的な銀行(都市銀行や地方銀行、信用金庫等)を指しています。

4章では、銀行にかかる手間を極力軽減したい人におすすめの「ネット銀行」について、店舗型銀行との比較を元に解説します。

店舗型銀行との比較で分かる!ネット銀行の利用がおすすめな人
・【店舗型銀行との比較で検証】ネット銀行は面倒が少ない
・ネット銀行の利用がおすすめな人

順にみていきましょう。

4-1.【店舗型銀行との比較で検証】ネット銀行は面倒が少ない

まずは下記の比較表をご覧ください。

店舗型銀行 VS ネット銀行
  店舗型銀行 ネット銀行
口座開設手続き
金融機関窓口で手続きが必要なことも

オンライン上で完結されることが多い
通帳やカードの必要性
通帳やカードが必要

Webサイトやアプリで取引できる
取引時間
窓口利用の場合は
原則平日 9~15時

24時間365日いつでも可能
店舗の利便性
窓口やATMが利用できる

実店舗がない
振込手数料
ネット銀行より高い

店舗型銀行より安い

4-1-1.口座開設手続き

下記の理由から、ネット銀行は店舗型銀行に比べて、手間と時間が軽減されます。

・店舗に行かず、オンライン上で口座開設手続きを完結できることが多い
・窓口で書類を提出したり、担当者と対面でやり取りする必要がない
・原則24時間365日、都合の良い時間にどこからでも申し込める

4-1-2.通帳やカードの必要性

口座開設後もネット銀行ならではの特長があります。

店舗型銀行で取引する場合、通帳やカードで利用することが多いですが、ネット銀行はWebサイトやアプリで取引することが可能です。

ネット銀行では、カードを使わずにアプリやオンラインアカウントを通じて振込や支払いを行うことができます。カードがなくても、便利に銀行業務を行うことができるのがネット銀行の特長の一つです。

また、一般的にネット銀行では通帳が発行されず、取引はすべてネット上の管理画面で確認されます。
記帳のために店舗やATMに行く手間も省けます。

通帳がないことに不安に感じる方がいるかもしれませんが、通帳は一定期間記帳をしないと、取引状況がまとめられてしまうため、実はネット銀行の方が、詳細な取引明細が確認でき、安全性が高いと考えられます。

4-1-3.取引時間

店舗型銀行の利用は営業時間にしばられますが、ネット銀行は原則24時間365日いつでも取引が可能です。

店舗型銀行の窓口は、多くの場合平日9時から午後3時までです。
時間外はATMを利用できますが、手数料がかかる場合があります。

ネット銀行での取引は、システムメンテナンス時をのぞき、銀行の営業時間にしばられることはありません。

4-1-4.店舗の利便性

ネット銀行は基本的に店舗がないので、窓口での対応を求める人は不便に感じることがあります。

※コールセンターやチャットなどで相談は可能です。

また、コンビニや提携銀行のATMが利用できますが、ネット銀行によっては使えるATMが限られている場合もあります。

4-1-5.振込手数料

一般的に、店舗型銀行に比べてネット銀行の方が振込手数料が安いことが多いです。

4-2.ネット銀行の利用がおすすめな人【まとめ】

上記の比較で分かるとおり、ネット銀行の方が口座開設手続きから口座開設後まで手間なくスピーディーに利用できます。

「ネット銀行」の利用がおすすめな人
・少しでも煩雑な手続きを軽減したい人
・口座取引を時間や場所にしばられず、オンライン上で行いたい人
・手数料をできるだけ節約したい人
「店舗型銀行」の利用がおすすめな人
・預金通帳で資金管理を行いたい人
・店舗窓口で取引をしたい人
・預金に関する質問や相談を対面で行いたい人

既にメインバンクとして店舗型銀行に口座をお持ちの方は、セカンドバンクとして「ネット銀行」の口座開設を検討してみるのも良いでしょう。

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※申込方法によって異なります。

まとめ

口座開設では、不正行為を防ぎ、私たち自身の財産を守るために、手間と時間のかかる煩雑な手続きが欠かせません。

「面倒な」プロセスを少しでも軽減し、口座開設をスムーズに行うために、事前に必要書類や、申請用紙(申請フォーム)に記入する事柄を確認し、しっかりと準備していきましょう。

あらかじめ来店の日時を予約しておくことも、忘れないようにしてください。

また、銀行に行くこと自体が負担だという人は、ネット銀行の利用を検討しましょう。
ネット銀行なら、原則24時間365日、口座の申込から開設まで、すべてオンラインで完結させることが可能です。

口座開設にストレスを極力感じずに手続きを進められるよう、ぜひこの記事を役立てていただけたらと思います。

※本コラムは2025年1月10日時点の情報に基づいて執筆したものです。
※ 当社広告部分を除く本コラムの内容は執筆者個人の見解です 。

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