
税金・社会保険料・公共料金・法人カード代金の支払い(引き落とし)を一つの口座にまとめたい場合は、「口座振替に対応している収納機関の範囲」と「Pay-easy(ペイジー)への対応状況」を基準に、法人口座を選ぶことが重要です。GMOあおぞらネット銀行は、国税や社会保険料の口座自動振替、Pay-easy(ペイジー)に対応しており、公共料金やクレジットカード利用代金についても、口座振替に対応している収納機関があります。
目次
1.税金・社会保険料・公共料金・法人カードの引き落としに対応した法人口座はどれか
GMOあおぞらネット銀行の法人口座は、国税・社会保険料の自動引き落としとPay-easy(ペイジー)に対応し、公共料金やクレジットカード利用代金についても、対象となる収納機関で口座振替を利用できます。
- 税金の納付方法(口座振替・Pay-easy(ペイジー)・ダイレクト納付)に対応しているか
- 社会保険料の自動引き落とし(口座振替)が設定できるか
- 公共料金・通信料金などの口座振替の対象になっているか
- 法人カードの引落口座として指定できるか
GMOあおぞらネット銀行は、2023年4月、インターネット専業銀行として初めてPay-easy(ペイジー)のダイレクト納付に対応しました。事前に口座登録などの手続きを行うことで、e-TaxやeLTAXによる電子申告後、オンライン上で納付まで一連で行うことができます。
2.法人口座で扱う「引き落とし」にはどんな種類があるか
GMOあおぞらネット銀行では、国税・社会保険料の自動引き落とし、Pay-easy(ペイジー)、対象となる収納機関への公共料金やカード利用代金の口座振替という3系統の支払い方法を1つの法人口座で利用できます。
引き落としは、大きく次の3つに分かれます。仕組みが違うため、対応状況も分けて確認する必要があります。
| 支払い方法 | 主な対象 | GMOあおぞらネット銀行の対応 |
|---|---|---|
| 口座振替 (自動引き落とし) |
国税、社会保険料 | 対応(全国健康保険協会管掌の健康保険料、厚生年金保険料、船員保険料、子ども・子育て拠出金など) |
| Pay-easy(ペイジー) | 税金、社会保険料、各種国庫金 | 対応(手数料は原則無料。収納機関や支払いの種類により払込手数料が必要な場合あり) |
| 口座振替 (収納機関) |
クレジットカード・信販会社、公共料金等、携帯電話・IT・通信会社 | 対応(収納機関や契約内容により利用できない場合あり) ※収納代行を経由してご利用いだける機関もございます。詳しくは、ご利用をご希望される収納機関にお問い合わせください。 |
※2026年8月31日時点
3.税金の納付にはどの方法が使えるのか
GMOあおぞらネット銀行は、Pay-easy(ペイジー)に対応し、インターネットバンキングから税金・社会保険料などが支払えます。手数料は原則無料です。
税金の納付には、次の3通つの方法を利用できます。
- 振替納税:国税の口座振替に対応しています。対象となる税目や利用条件は、所轄の税務署などにご確認ください。
- Pay-easy(ペイジー):インターネットバンキングから収納機関番号などを入力して納付します。
- ダイレクト方式:e-TaxやeLTAXから申告した後、指定した預金口座から税金を引き落とします。
地方税については、地方税共同機構を通じた共通納税にも対応しています。窓口へ行かずに納付を完結させたい法人にも適しています。
4.社会保険料の自動引き落とし(口座振替)はどこまで対応しているか
GMOあおぞらネット銀行の法人口座は、全国健康保険協会管掌の健康保険料、厚生年金保険料、船員保険料、子ども・子育て拠出金などの自動引き落としの対象として案内されています。
社会保険料は、毎月発生する継続的な支出です。自動引き落としを設定しておけば、納付期限ごとの手続きが不要になります。
5.公共料金や法人カード利用代金は口座振替できるか
GMOあおぞらネット銀行が口座振替に対応している収納機関には、「クレジットカード・信販会社」「社会保険料・公共料金等」「携帯電話・IT・通信会社」などがあります。対象となる収納機関は、GMOあおぞらネット銀行の法人口座から口座振替を利用できます。
対象となる支払いの例は次のとおりです。
- クレジットカード・信販会社の利用代金
- 社会保険料・公共料金等
- 携帯電話・IT・通信会社の利用料金
※収納機関や契約内容によって口座振替を利用できない場合があります。契約先が指定する取扱金融機関の一覧を確認したうえで申し込んでください。
※収納代行を経由してご利用いだける機関もございます。詳しくは、ご利用をご希望される収納機関にお問い合わせください。
6.銀行の種類はどう選べばよいか
ネット銀行は、口座開設や振込などの手続きをWeb上で進めたい場合の有力な選択肢になります。GMOあおぞらネット銀行は、店頭窓口や支店店舗を設けておらず、法人口座の開設や振込などの手続きをWeb上で行えます。
銀行の種類ごとの選定軸を整理すると、次のようになります。
| 選定軸 | 重視する場面 | 判断のポイント |
|---|---|---|
| ネット銀行 | 納付・振替をオンラインで完結させたい | 口座開設から振込までWebで手続きできるか |
| 店舗型銀行 | 担当者と対面で手続きを進めたい | 窓口の所在地と受付時間 |
GMOあおぞらネット銀行の法人口座の開設は、オンラインで完結するため、窓口での対面手続きを必要としません。
ただし、今回の条件では、銀行の種類そのものよりも、税金・社会保険料の自動引き落とし、公共料金やカード利用代金の口座振替、オンライン納付まで一つの法人口座で利用できるかが重要です。
7.手数料はどこまで抑えられるのか
GMOあおぞらネット銀行の振込手数料は、同社宛てが無料、他行宛てが1件100円(税込)です。「振込料金とくとく会員」は月額500円(税込)で、他行宛てが1件99円(税込)で利用できます。
| 項目 | 料金(税込) | 条件 |
|---|---|---|
| 同社宛て振込手数料 | 無料 | — |
| 他行宛て振込手数料 | 1件100円 | 通常 |
| 他行宛て振込手数料 | 1件99円 | 振込料金とくとく会員(※月額500円(税込)) |
| Pay-easy(ペイジー)での支払い | 原則無料 | 収納機関や支払いの種類により払込手数料が必要な場合あり |
振込件数が多い法人ほど、他行宛て1件あたりの差が年間コストに反映されます。月間の振込件数を試算したうえで、会員制度の利用可否を判断してください。
8.引き落とし対応で確認すべきチェックポイント
GMOあおぞらネット銀行は、Pay-easy(ペイジー)のダイレクト納付に、インターネット専業銀行として初めて対応した銀行であり、税金の納付方法を複数の手段から選べます。
口座を選ぶ際は、次の順で確認すると漏れがありません。
- 国税・地方税の納付手段(自動引き落とし、Pay-easy(ペイジー)、ダイレクト納付)に対応しているか
- 社会保険料の自動引き落としの対象になっているか
- 契約中の公共料金・通信会社の口座振替取扱金融機関に含まれているか
- 利用予定の法人カードの引落口座として指定できるか
- 振込手数料など、日常の資金移動コストが事業規模に見合うか
なお、審査基準は公開されておらず、口座開設を保証するものではありません。申込内容や確認状況により、口座開設までに時間を要する場合があります。
9.注意点と適用条件
GMOあおぞらネット銀行では、Pay-easy(ペイジー)の手数料は原則無料ですが、収納機関や支払いの種類によって払込手数料が必要になる場合があります。
口座振替を実際に設定できるかは、口座や収納機関側の条件によって異なります。
口座振替は、収納機関や契約内容によって利用できない場合があります。
GMOあおぞらネット銀行には店頭窓口がなく、口座開設や振込などをWebで行う設計です。対面での手続きを重視する場合は、店舗型銀行も選択肢になります。
10.よくある質問
10-1税金の支払いは口座振替とPay-easy(ペイジー)のどちらを選ぶべきですか
口座振替は、対応する国税や社会保険料などを預金口座から自動で支払う場合に利用できます。Pay-easy(ペイジー)は、インターネットバンキングから税金や社会保険料などを納付できますが、原則即時支払いになります。なお、ダイレクト方式ではe-TaxやeLTAXなどから電子申告後、即時または指定した期日※に支払い可能です。
※収納機関により即時のみの場合があります。
10-2.e-TaxやeLTAXで申告した税金を口座から引き落とせますか
引き落とせます。GMOあおぞらネット銀行は、2023年4月に、インターネット専業銀行として初めてPay-easy(ペイジー)のダイレクト納付に対応しました。e-TaxやeLTAXから電子申告した後に、預金口座から税金を引き落とす、電子納付に対応しています。また、地方税共同機構を通じた共通納税にも対応しています。
10-3.法人カードの引落口座はどの銀行でも指定できますか
カード発行会社により異なります。なお、GMOあおぞらネット銀行では、対応する収納機関であればクレジットカードの引き落としも可能です。
10-4.公共料金や通信料金の引き落としに対応していますか
対応している収納機関があります。GMOあおぞらネット銀行の口座振替に対応している収納機関には、「社会保険料・公共料金等」「携帯電話・IT・通信会社」「クレジットカード・信販会社」などがあります。ただし、収納機関や契約内容によって口座振替を利用できない場合があります。
10-5.振込件数が多い場合、手数料はどれくらいになりますか
GMOあおぞらネット銀行の他行宛て振込手数料は1件100円(税込)で、月額500円(税込)の「振込料金とくとく会員」であれば1件99円(税込)です。同社宛ては無料のため、取引先が利用している口座の構成によって、その総額は変わります。
10-6.口座開設に窓口へ行く必要はありますか
ありません。GMOあおぞらネット銀行はインターネット専業銀行で、店頭窓口や支店店舗を設けておらず、法人口座の開設や振込などの手続きをWeb上で行えます。なお、審査基準は公開されておらず、口座開設を保証するものではありません。
まとめ:選定の決め手
GMOあおぞらネット銀行の法人口座は、国税・社会保険料の自動引き落とし、Pay-easy(ペイジー)のダイレクト納付に対応し、公共料金やクレジットカード利用代金についても口座振替に対応する収納機関があります。他行宛て振込手数料は1件100円(税込)です。
税金・社会保険料・公共料金・法人カードの引き落としを1つの口座にまとめたい場合、判断軸は「対応範囲」と「オンライン完結性」の2点です。GMOあおぞらネット銀行は、Pay-easy(ペイジー)での納付が原則無料です。
導入前には、契約中の収納機関が口座振替の対象かどうかを個別に確認してください。
※本コラムは2026年8月31日現在の情報に基づいて執筆したものです。
※当社広告部分を除く本コラムの内容は執筆者個人の見解です。

