イベント情報&レポート

sunabarコミュニティイベント第11弾

あらゆる業界の経営幹部からスタートアップまで必見!「FinTech企業と金融機関の立場からみる金融世界の潮流」オンライン対談企画 Paydy 杉江CEO × GMOあおぞらネット銀行 会長 金子

こんにちは! sunabarイベント担当の植村です。

2021年11月5日(金)に開催されたsunabarコミュニティイベント第11弾「FinTech 企業と金融機関の立場から見る金融世界の潮流」のレポートをお届けします。
今回は日本を代表するスタートアップ企業の株式会社 Paidy 代表取締役社長兼 CEO 杉江 陸 氏をゲストにお迎えしました。現 在、国内外で見られる金融世界の潮流や変化のほか、その先に広がる未来の金融世界などについて、当社 代表取締役 会長 金子 岳人と対談を致しました。

■イベント名:
「FinTech 企業と金融機関の立場から見る金融世界の潮流」
■日時:
2021年11月5日(金)18:30~20:00
■登壇者:
杉江 陸 さま(株式会社Paidy 代表取締役社長兼CEO)
金子 岳人 (当社 代表取締役会長)
■司会:
小野沢 宏晋 (当社 執行役員 企画・事業開発グループ長)

まず初めに、株式会社Paidy(以下、Paidy)杉江さまよりご提供サービスのご紹介やPaidyの会社概要などお話しいただきました。

【あと払い(BNPL)サービス「ペイディ」のご紹介 】

BNPL(Buy Now,Pay Later、【今買って後で支払う】の訳)という言葉ですが、最近日本でもかなり一般的になってきたと思います。ですが、世界の定義と日本は少し違いまして、日本で言うと「後払い」という広い意味で捉えられています。しかし、欧米では「物を買って後で無金利で分割払いできる」ということをBNPLと呼んでいます。その定義でいうと我々は日本でただ1つのプレイヤーです。 オンライン決済サービス「ペイディ」はメールアドレス、携帯電話番号だけでオンラインショッピングができる、クレジットカードの要らない決済サービスで現在約650万人の方にご利用いただいています。クレジットカードを持っていない人はもちろん、持っているけど使いたくないという方や、若い世代に多くご利用いただいています。

チーム・経営に繋がる大事なこと

当社社員は外国人が多いです。エンジニアチームでいうとCTO含め、メンバーの98%が外国人。ダイバーシティを言われていますが、我々は「日本人による」とか、「日本人の為の」みたいなことは横に置いて「日本の会社」と定義しています。でも、日本人を排除しているわけではなく、皆さまが入りたいと言っていただけたら英語などできなくても大丈夫です。外国人の多くは日本語を話せるようになりたいし、英語を話す人は、つたない英語を聞く義務があり、でもなぜか日本人はつたない日本語を聞く義務は無いのです。ですので彼らはつたない英語でも喋ればそれを聞く義務があるから我々は得なのです。
そしてこのチーム、私がカナダ人と共同経営をしていくうえで大事にしていることがあります。
これは会社一般に言えることですが、経営に繋がる大事にしてほしいことが3つあり、

  • ① ストーリーテリング(どんな世の中・社会にしたいのかということ)
  • ② そのストーリーを実現する上でどれだけベストなチームを組めるか常に考えること
  • ③ なんだかんだ言って金庫の中身を確認しましょう、お金の心配はちゃんとしよう

ということです。この3つというのは全部同じことを言っています。

  • ① 実現したいストーリーを語りましょう
  • ② そのストーリーを実現する上でどんなチームが必要か考えましょう
  • ③ そのストーリーを実現する為の予算はどれくらいになるかということを真剣に考えましょう

予算をもらったら最初にストーリーテリングした約束をちゃんとやらないと次のラウンドには進めません。これはスタートアップ経営にはとても重要でエンジニアの皆さんでもプロダクトの皆さんでも気を付けるべきことです。

【対談「FinTech企業と金融機関の立場から見る金融世界の潮流」】

次のセッションは、Paidyの杉江さま、当社会長の金子、司会として当社執行役員の小野沢を交えまして「FinTech企業と金融機関の立場から見る金融世界の潮流」をテーマに対談を行いました。対談の内容を一部抜粋して紹介いたします。

Q1 決済領域におけるビジネス課題は?

杉江さま:決済領域と言うとものすごく広いですが、決済というのはあくまで基盤なんですね。けれども、「誰にとっての基盤か?」と考えると課題はそれぞれ変わってきます。我々でいうとオンラインショッピングをするエンドユーザーさん、その中でも現金での支払いを好まれる方の悩みを徹底的に聞き、それに対して答えを用意して行くということです。加盟店さんも同じで「代引きってめちゃめちゃコスト高いよね」「代引きで返品されたら大変なことになるよね」あるいは「プリペイドカード発行しているけどそれってめちゃめちゃコスト高いよね」などの具体的な悩みがあって、それを解決していくようなサービスデザインをしていくべきです。あくまでビジネスはデザインだと私は思っており、一度に課題を解決するソリューションっていうのは世の中にそんなに存在しません。

金子:デザインっていいですね。本当にその通りですね。
デジタル化が進んでくると、おっしゃる通りデザイン力だとかITを使う力が重要になってきますよね。デジタル化が進んでくると、パーソナライズが進む、やはり多様化してくるので多様化した人たちが普通のサービスでは満足いかなくなる、その過程っていうのが今の段階にあると感じています。どれだけパーソナライズできるようなニーズに対応できるかというのがこれからの勝負だと思っています。

小野沢:デザインに対するこだわりってなんでしょうか?
杉江:デザインっていろんな意味合いがあって、ひとりひとりの悩みって別にあるのですけど、それをどう解決するのかをきちんと理解していないとデザインってできないですよね。「これを使ってください」というのはデザインと言わなくて、「こうやって解決しましょうね」と提案することをデザインと呼ぶと思います。なので、相手の顔がしっかりと見えていることはすごく重要になると思います。

小野沢:今後は金融機能のアンバンドリングがなされていき、多様性が広がって行くことで、より対応できる範囲が広がっていくのではとお話を聞いて感じました。

Q2 新たなビジネスを始める意思決定の際に重要な要素は?

杉江さま:始める時もそうですし、前に進む時にも一貫して考えなきゃいけないことがあるんですね。世の中どう変えたいのか、お客さまにどう役に立ちたいのかという「志・アスピレーション」がしっかり無いといけないことはもちろん、そこに至るまでには、ひとっ飛びでは行けないですよね。自分が最終的に目指す姿に対して達成可能な最初のステージ、次のステージ、がちゃんと見えているかということが重要です。そしてその段階で、マネタイズが見えているかということも重要。なんだかんだお金が見えてないと誰も投資してくれません。自分の行くゴールまでの道のりの因数分解ができて、その因数のファーストステップをちゃんと定義して、そしてチームを組成して、それに対して確実に約束を守って、次のステップに行くということが意思決定の重要な要素ですね。

金子:GMOグループ門外不出のバイブル がありまして、その中よりビジネスのジャッジをする際には常に考えている3つを紹介します。1つはそのビジネスが絶対に世の中から無くならないもの、要するに必要とされているものであること。2つ目は、お客さま視点で必ず良くなること。先ほどのデザインのお話ですね。3つ目は、自分たちがその分野でNo.1になれるチャンスがあること。一時的に必要なものでは長持ちせずだめで、皆が必要なものをなんの差別化無く出しても意味が無いし、2番目、3番目ではなく、やはりNo.1にならないと市場に生き残れません。

エンジニアの皆さまに対するメッセージ

金子:銀行はITが無いと次の世代に生き残れないのは目に見えていて、つまりエンジニアが新しい銀行を作ることに間違い無いです。FinTechの立場から一発当てるのも有り、銀行で未来を作って、そしてFinTech企業を支えて行くというのも有りだと考えています。エンジニアの皆さま、一緒に銀行を作りましょう!

杉江さま:まずイノベーションはデリバーしてなんぼです。やらないで途中で終わってしまっては話になりません。でもすべてデリバリーするうえで必要なのはテクノロジーです。テクノロジーが無ければどんな賢い人がどんなビジネスモデルを組んでも、あるいはどんなデザイン志向でどんなサービスを作りこんでも結局世に出ていかない。世に出して行くのはエンジニアの皆さまです。これがものすごく大事なことで2つの意味を含んでいます。1つは皆さんがヒーローであること、2つ目は、皆さまがヒーローにならないと世の中は変わらないということです。皆さまの力を社会が待っています!

FinTech企業と金融機関の双方から、また経営者としての立場から様々なお話を聞くことができました。ありがとうございました!

【当社取り組みの最新情報の紹介】

ichibar -組込型金融マーケットプレイス-

■スピーカー:橋口 智典(当社 ichibar プロジェクトリーダー)
「ichibar」とは、新たにデジタルビジネスを検討している企業や、アイデアをお持ちの起業家・学生といった幅広い方々に、組込型金融を用いた新たなデジタルサービスのアイデアを、テストする世界初の仕組み(エコシステム)です。
今回は「ichibar」オンラインコミュニティについて紹介しました。
詳しくはこちら:https://gmo-aozora.com/pfbank/ichibar/

「銀行API」ラインアップ圧倒的No.1プロジェクト

■スピーカー:岡田 修一(当社 銀行APIラインアップ圧倒的No.1プロジェクトリーダー)
組込型金融として銀行機能をより皆さまにご利用いただく為には、幅広いAPIのラインアップが必要です。
ラインアップの拡充・活発化と、皆さまに利用したいと思っていただけるようなAPIを世に出していこうと取組んでいます。

以上、sunabarコミュニティイベント第11弾のレポートをお届けしました。

ありがとうございました。

※ 本レポートは2021年11月5日時点の情報です

登壇者Twitter

  • 企画・事業開発グループ
    執行役員
    小野沢 宏晋

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