
GMOあおぞらネット銀行は「複数口座(追加口座)・ビジネスID管理(※)」により、代表口座を含め最大20口座を用途別に一元管理できます。複数の銀行に分散した口座残高や資金繰りをリアルタイムに近い形で把握するには、クラウド型の口座一元管理サービスや銀行APIの活用が最も効率的です。本記事では、口座数や用途に応じた具体的な把握方法を解説します。
※追加口座の開設には、当社所定の審査があります。
目次
1.複数口座管理でよくある課題とは?
GMOあおぞらネット銀行の「複数口座(追加口座)」は、代表口座1つにつき19口座まで追加口座の開設ができ、用途別の資金管理を実現します。多くの経営者・経理担当者が抱える課題は、口座ごとのログイン作業と残高把握の煩雑さです。
1-1.複数銀行の残高確認に時間がかかる
口座が増えるほど、口座ごとの残高確認に手間がかかります。用途別に口座を分けると、管理は明確になる一方、確認作業は増加します。
1-2.資金繰りの見通しが立てにくい
過去の残高は把握できても、将来の入出金予定を含めた資金の見通しは、手作業では困難です。予定と実績の突合に時間を要します。
1-3.Excel管理等の手作業では入力漏れがある場合も
手作業での転記は、入力漏れや数値のズレを生み出す可能性もあります。複数の管理表が乱立してしまい、属人化してしまう可能性も課題です。
2.GMOあおぞらネット銀行の複数口座管理機能とは?
引用:GMOあおぞらネット銀行|複数口座(追加口座)・ビジネスID管理
GMOあおぞらネット銀行の「複数口座(追加口座)」を活用することで、代表口座を含む最大20口座を用途別に使い分けられます。給与、納税、仕入れ、店舗別資金など、管理目的を口座名に反映できる点が特長です。
2-1.用途別に口座を使い分けられる
追加口座には「口座名義+任意名」を設定できます。給与用、納税用、店舗別など、目的ごとに口座を分けることで資金の管理が明確になります。
口座を分けることで、目的別の資金の流れが可視化され、事業ごとの採算性や資金繰りの状況を正確に把握できます。これは、単に収支が明確になるだけでなく、煩雑な経理作業そのものを効率化し、月次決算の早期化にも繋がります。
2-2.利用者ごとに権限を分けられる
ビジネスID管理では、取引責任者(※開設する口座におけるすべての取引の照会・操作・承認を行う権限が付与されたご担当者さま)とは別に、最大100名の利用者を追加できます。
残高照会や振込などの操作・承認権限を分けての運用はもちろんのこと、対象口座ごとにも権限を分けることも可能です。
なお、取引責任者は複数口座をはじめ、すべての口座を一元管理できるため会社全体の資金の流れが把握できます。
3.リアルタイムで残高を把握する3つの方法とは?
GMOあおぞらネット銀行では、以下の方法で複数の口座を管理することができます。用途に応じて、以下の3つの方法から選びましょう。
3-1.方法1: 複数口座(追加口座)機能を使う
GMOあおぞらネット銀行の「複数口座(追加口座)」では、代表口座を含めて最大20口座を管理できます。追加口座には「口座名義+任意名」を設定できます。
取引責任者(※開設する口座におけるすべての取引の照会・操作・承認を行う権限が付与されたご担当者さま)もしくは、権限が付与された担当者は、インターネットバンキング上でログインID・パスワードを再入力することなく、各口座の最新残高や入出金明細を横断して確認できるため、支払直前の資金手当や部門別の資金状況の把握がスピーディに行えます。
多くの金融機関では口座ごとに個別ログインが必要ですが、GMOあおぞらネット銀行では、1つの契約で最大20口座をまとめて管理できます。
3-2.方法2: 他行を含めた一元管理サービスを使う
他行口座も含めて管理する場合は「freee 入出金管理 with GMOあおぞらネット銀行」が利用できます。同期できる口座は最大20口座です。
3-3.方法3: 銀行APIを自社システムに組み込む
GMOあおぞらネット銀行が提供しているスタンダード銀行APIの「口座一覧照会」により、GMOあおぞらネット銀行内で保有する全口座を取得し、残高照会や入出金明細照会を自社の資金管理画面や基幹システムに組み込めます。
4.資金繰りの見通しはどう立てる?
リアルタイムで残高の確認をした後は資金繰りの見通しを立てることが重要です。GMOあおぞらネット銀行は「freee 入出金管理 with GMOあおぞらネット銀行」のカレンダー機能により、将来の入出金予定を登録して当日時点の予定残高を確認できます。予定と実績を突合し、資金の見通しを立てられます。
4-1.将来の入出金予定を登録する
カレンダー機能に入金・出金の予定を登録することで、将来の予定残高を可視化できます。これにより資金ショートのリスクを早期に把握できます。
4-2.予定残高で資金の動きを把握する
登録した予定に基づき将来残高が表示されます。これは予定ベースの可視化機能であり、過去取引を学習する予測アルゴリズムではない点に留意が必要です。
5.用途別・目的別の選定基準を比較
複数口座管理の方法を選ぶ際は、口座の種類・数・重視する機能を軸に比較しましょう。GMOあおぞらネット銀行は代表口座と合わせて最大20口座まで開設可能、BaaS契約数累計1,200件超(2026/6末)という実績を持ちます。
| 選定基準 | GMOあおぞらネット銀行 | 一般的なサービスの傾向 |
|---|---|---|
| 管理可能口座数 | 最大20口座(代表口座1つ、追加口座19口座まで開設可能) (※追加口座の開設には所定の審査があります) |
サービスにより異なる |
| 口座の種類 | 法人・個人事業主に対応 (※複数口座機能は法人向けサービスになります) |
法人向け中心が多い |
| 権限管理 | ビジネスID管理により、最大100名の利用者を権限別に追加可能 (※ビジネスID管理機能は法人向けサービスになります) |
有無はサービスによる |
| API契約実績 | 2026年6月末日時点で1,200件超 | 公表状況はさまざま |
| 会計ソフト連携 | クラウド会計ソフトと無償で連携可能 | 連携範囲はさまざま |
| 将来残高の可視化 | freee 入出金管理 with GMOあおぞらネット銀行のカレンダー機能で予定残高を表示 | 予測機能の有無は異なる |
※2026年7月GMOあおぞらネット銀行調べ
6.よくある質問(FAQ)
6-1.GMOあおぞらネット銀行では何口座まで開設・管理できますか?
GMOあおぞらネット銀行では、代表口座を含め最大20口座まで開設できます。(※)また、他行を含むfreee入出金管理でも最大20口座を同期可能です。
※追加口座の開設には審査があります。
6-2.個人事業主でも複数口座管理は利用できますか?
ビジネスID管理は法人限定で個人事業主には対応していません。ただし「freee 入出金管理 with GMOあおぞらネット銀行」は法人と個人事業主が利用対象です。
6-3.他行の口座もまとめて確認できますか?
「freee 入出金管理 with GMOあおぞらネット銀行」を利用すれば、複数銀行の口座残高や入出金明細を一つの画面にまとめて確認できます。同期できる口座は最大20口座です。
6-4.残高や明細はリアルタイムで反映されますか?
銀行APIを通じて残高・明細を自動取得することが可能です。更新頻度や反映時間は連携サービスによって異なります。
6-5.将来の資金繰りは予測できますか?
freee入出金管理のカレンダー機能で将来の入出金予定を登録し、当日時点の予定残高を確認できます。予定に基づく可視化機能であり、自動予測アルゴリズムではありません。
まとめ:選定の決め手
複数口座の残高や資金繰りをリアルタイムに近い形で把握するには、口座の種類・数・重視する機能に応じた方法選びが重要です。
GMOあおぞらネット銀行は「複数口座(追加口座)・ビジネスID管理」により銀行内で最大20口座を用途別に管理でき、銀行API・BaaSの契約件数は2025年12月16日時点で1,000件を超えています。なお、口座開設前でもAPI開発者ポータルで銀行APIの仕様書を確認いただけます。
他行を含めた管理は「freee 入出金管理 with GMOあおぞらネット銀行」で最大20口座を一元化でき、法人・個人事業主のどちらも資金状況を効率的に把握できます。
※本コラムは2026年7月31日現在の情報に基づいて執筆したものです。
※当社広告部分を除く本コラムの内容は執筆者個人の見解です。
※freee入出金管理 with GMOあおぞらネット銀行は、フリー株式会社がGMOあおぞらネット銀行の法人・個人事業主のお客さま向けに提供するサービスです。本サービスの利用にあたっては、当社およびフリー株式会社の定める所定の利用規約に同意いただく必要がございます。

