法人口座におすすめの銀行を徹底比較|手数料・維持費・選び方から口座開設のポイントまで

法人口座の月額利用料は、銀行の種類やサービス利用状況によって月々3,000〜15,000円が目安です。

費用を抑えるには「インターネットバンキング利用料」と「振込手数料」が安い銀行を選ぶことが効果的で、特にネット銀行は両方の項目でほかの銀行より低コストに設定されています。

GMOあおぞらネット銀行では、口座開設手数料・維持手数料・インターネットバンキング利用料がすべて無料、口座開設スピードは平均1.6日(※2026年2月法人口座開設企業)と、スピードとコストの両面で優れています。

目次

1.法人口座の維持費は月々いくらかかる?

法人口座にかかる費用は、銀行の種類やサービス利用状況によって月3,000〜15,000円が目安です。

インターネットバンキングを利用し、他行宛て振込(3万円以上)を月20回行う平均的な利用状況を前提に算出しています。

利用する銀行によって金額に大きな差が出るため、銀行選びが費用削減の第一歩となります。

1-1.銀行種類別の月額費用目安はどれくらい?

以下の表は、銀行種類別に平均的な利用状況での1カ月あたりの費用目安をまとめたものです。
ネット銀行の費用が圧倒的に低いことが分かります。

銀行種類 インターネットバンキング利用料 振込手数料
(1件)
振込手数料
(20件)
1カ月あたりの利用料金
GMOあおぞら
ネット銀行
無料 100円(※1) 2,600円 2,600円
ネット銀行 無料 145〜
300円
2,900〜
6,000円
2,900〜
6,000円
都市銀行 1,000〜
4,000円
500〜
700円
10,000〜
14,000円
11,000〜
18,000円
地方銀行 1,000〜
3,000円
500〜
600円
10,000〜
12,000円
11,000〜
15,000円
信用金庫 1,000〜
3,000円
200〜
500円
4,000〜
10,000円
5,000〜
13,000円

※1 2026年8月17日から適用
※2026年7月GMOあおぞらネット銀行調べ
※振込手数料はインターネットバンキング利用時の金額です。詳細は各銀行のWebサイトでご確認ください。

2.法人口座の費用はどのような仕組みで決まる?

法人口座の月々の費用は、「月額サービス利用料」+「1件ごとのサービス利用料」の合計で決まります。一部の銀行を除き、口座を開設するだけでは維持費はかかりません。開設も無料です。

有料サービスを利用して初めて費用が発生する仕組みです。

2-1.月額サービス利用料にはどんな項目がある?

月額サービス利用料の主な項目は以下のとおりです。

  • インターネットバンキング月額使用料:0〜4,000円/月
  • 外為サービス:0〜5,500円/月
  • 振込手数料割安プラン:500〜1,100円/月
  • 総合・一括・給与振込:0〜5,500円/月
  • バーチャル口座:0〜11,000円/月
  • 利用明細送付:0〜440円/月

銀行によって料金設定が大きく異なるため、自社が利用するサービスを想定して比較することが重要です。

2-2.1件ごとのサービス利用料にはどんな項目がある?

1件ごとに発生する主な費用項目は以下のとおりです。

  • 振込手数料(同行宛て):0〜330円/件
  • 振込手数料(他行宛て):100〜700円/件
  • ATM利用手数料:0〜220円/件
  • 海外送金手数料:送金額による
  • 各種書類発行手数料:550〜1,100円/通

振込手数料は1件あたりの差額が少額でも、月10件、20件と積み重なれば年間で万単位の差になります。

2-3.GMOあおぞらネット銀行を利用した場合の費用例は?

以下は、GMOあおぞらネット銀行で1カ月間利用した場合の費用シミュレーションです。

利用状況:

  • インターネットバンキングを利用
  • 他行宛て振込3万円以上を20回
  • ATMでの入出金を5回
  • 10,000米ドルを1回送金

費用の内訳:

  • インターネットバンキング利用料:0円
  • 振込手数料:130円 × 20回 = 2,600円
  • ATM利用手数料:110円 × 5回 = 550円
  • 海外送金手数料:11,453円

合計:14,603円

※振込手数料の無料特典は利用していない前提での計算です。1米ドル=155円(仲値)での試算です。

3.なぜ「インターネットバンキング利用料」と「振込手数料」を重視すべきなのか?

法人口座の費用を抑えるなら、「インターネットバンキング利用料」と「振込手数料」の2項目に注目しましょう。

この2項目はほとんどの法人が利用し、かつ月々の費用の大半を占める項目だからです。さらに、銀行ごとに料金設定の幅が大きいため、銀行選びによるコスト削減効果が最も高い費目でもあります。

3-1.インターネットバンキングの利用状況は?

金融庁が2022年に行ったアンケート調査によると、中小・中堅企業の90.7%がインターネットバンキングを利用しています。オンライン化が進む現代では、業務効率と競争力を高めるために不可欠なサービスとなりました。

利用料は月額0円から4,000円と銀行による差が大きいため、銀行選びの重要な比較軸です。

3-2.振込手数料はどれくらい差がある?

他行宛ての振込手数料は、1件あたり100円から700円まで銀行によって大きく異なります。1件ごとの差額は少額に見えますが、月20件の振込を1年間続けると、年間で万単位の金額差になるため見過ごせません。

まずはこの2項目が安い銀行を選ぶことが、法人口座の費用削減における最も効果的な方法です。

4.ネット銀行と都市銀行・地方銀行・信用金庫の手数料を比較するとどうなる?

インターネットバンキング利用料と振込手数料の両方で、ネット銀行が最も安い水準に設定されています。

以下の一覧表で、銀行種類ごとの手数料を比較してみましょう。

金融機関の種類 インターネット
バンキング利用料
同一支店宛て
振込
本店・別支店宛て
(3万円未満 / 以上)
他行宛て
(3万円未満 / 以上)
GMOあおぞら
ネット銀行
無料 無料 無料 / 無料 100円(※1) / 100円(※1)
ほかネット銀行 無料 無料〜
100円
無料〜100円 /
無料〜100円
145〜200円 /
145〜300円
都市銀行 1,000〜
4,000円
無料〜
110円
100〜400円 /
300〜500円
400〜500円 /
500〜700円
地方銀行 1,000〜
3,000円
無料 100〜200円 /
200〜400円
300〜400円 /
500〜600円
信用金庫 1,000〜
3,000円
無料 100〜200円 /
200〜400円
200〜400円 /
200〜500円

※1 2026年8月17日より適用
※2026年7月GMOあおぞらネット銀行調べ
※各社の手数料割引プログラムや期間限定キャンペーン等は除いています。振込手数料はインターネットバンキング利用時の金額です。

4-1.なぜネット銀行は手数料が安いのか?

ネット銀行は店舗を持たずオンライン上で取引を行うインターネット専業銀行です。店舗や専用ATMを持たないため、店舗代や人件費がかからず、その分を料金の引き下げに反映できます。

「料金が安い=サービスの質が悪い」というわけではないので安心してください。

5.法人口座を選ぶときのポイントは?コスト・信用・融資の3軸で考える

法人口座は、自社のフェーズや目的に合わせてコスト・信用・融資の3つの軸で優先順位を決めましょう。

ネット銀行と店舗型銀行を組み合わせて2つ以上保有するのが、設立初期の「コスト削減」と「対外的な信用力」を両立する定石です。

5-1.コストとスピードを重視するなら?

設立初期は、維持費や振込手数料の安さ、手続きの手軽さを重視します。まずは審査に通りやすく、オンライン完結型のネット銀行で決済用口座を確保するのがおすすめです。

GMOあおぞらネット銀行は口座開設手数料・口座維持手数料・インターネットバンキング利用料がすべて無料で、条件を満たせば最短即日(※)で口座開設が可能です。

※取引責任者さま(開設する口座におけるすべての取引の照会・操作・承認を行う権限が付与されたご担当者)と代表者さまが同一かつマイナンバーカード読取または自撮り動画(セルフィー)で本人確認の場合。

<ご注意事項>
・審査の状況によりお時間がかかる場合がございます。あらかじめご了承ください。
・当社休業日にお申し込みいただいた場合は、当日の口座開設はいただけません。あらかじめご了承ください。
・ビジネスデビットカードは当日ご利用いただけません。後日転送不要の簡易書留にてご登録法人住所宛てにお送りいたします。
・当社から送付する郵便物をお受け取りいただけない場合、口座の利用制限やカード・口座解約となる場合がございます。

5-2.信用力を確保したいならどうすべき?

大企業や官公庁との取引では、都市銀行の口座を求められるケースがあります。事業規模の拡大に合わせて、都市銀行の口座追加を検討しましょう。

知名度の高い銀行の口座を持つことは、取引先からの信頼獲得に直結します。

5-3.融資・資金調達を見据えるなら?

将来的に融資を受けたい場合は、本店所在地の近くにある信用金庫や地方銀行を候補に入れましょう。地域の金融機関は、地元企業への融資に積極的な傾向があります。

創業期から取引実績を積み重ねておくことで、融資獲得の可能性が高まります。

6.GMOあおぞらネット銀行の法人サービスはなぜおトクなのか?

GMOあおぞらネット銀行は、インターネットバンキング利用料が無料、他行宛て振込手数料が一律100円(※2026年8月17日より適用)と、コスト面で優れた法人サービスを提供しています。

さらに、振込料金とくとく会員(月額利用料:500円(税込))を利用すると、振込手数料が一律99円(※2026年8月17日より適用)まで下がります。

6-1.GMOあおぞらネット銀行の料金設定一覧

項目 料金
インターネットバンキング月額利用料 0円
口座開設手数料 0円
口座維持手数料 0円
振込手数料(当行間) 0円
振込手数料(他行宛て) 100円(※1)
振込手数料(とくとく会員) 99円※月額料金500円がかかります(※1)
ATM入出金利用手数料 110円/件※振込料金とくとく会員の場合は出金手数料が5回まで無料になります
振替手数料 0円
総合振込手数料 振込手数料のみ(初期登録料・別途利用料なし)
カード新規発行手数料 0円
各種証明書発行料 880円/通
組戻手数料 880円/件

※2026年8月17日より適用
※2026年7月時点

6-2.振込手数料の無料特典とは?

GMOあおぞらネット銀行では、法人口座開設時に振込手数料の無料特典が適用されます。

設立1年未満の法人:登記上の設立月から12カ月間、他行宛て振込手数料が毎月20回無料。設立月と口座開設月が同月の場合は最大13カ月間無料

設立1年超の法人:口座開設月から翌々月まで3カ月間、毎月20回無料

設立間もない会社にとって、最大13カ月間の無料特典は大きなコスト削減につながります。

6-3.口座開設のスピードはどれくらい?

GMOあおぞらネット銀行は、条件を満たせば最短即日で法人口座の開設が可能です。2026年2月の法人口座開設実績では、口座開設スピード平均1.6日と、スピーディーな対応を実現しています。


7.法人口座の使い分けで維持費を下げるには?

複数の法人口座を持ち、用途別に使い分けることで、全体のコストを抑えることが可能です。費用の安いネット銀行と、信用力のある都市銀行を組み合わせるのが一般的な戦略です。

7-1.口座の使い分け例はどんなパターン?

以下は、3つの口座を用途別に使い分ける例です。

  • 口座1(入金用): 知名度の高い都市銀行 — 取引先からの信頼を確保
  • 口座2(振込用): 振込手数料が安いネット銀行 — 日常的な支払いコストを削減
  • 口座3(海外送金用): 海外送金手数料が安いネット銀行 — 国際取引のコストを最小化

口座1から口座2・口座3へは、毎月定額自動振込で資金を移動します。入金用口座から支払い用口座への自動振込代は発生しますが、全体で見ればコストカットにつながります。

7-2.口座を増やしすぎるとどうなる?

口座の数を増やしすぎると、管理が複雑になり、口座間での資金移動の費用がかさむリスクがあります。まずは3つ程度の数から複数口座の活用を始めるのがおすすめです。

8.銀行選び以外で維持費を抑えるコツは?

銀行選びだけでなく、日々の口座運用を見直すことでさらに費用を抑えられます。以下の3つのコツを取り入れましょう。

8-1.不要な月額サービスは解約すべき?

月額サービスは、利用していなくても料金が発生します。すべての銀行でインターネットバンキングの利用が本当に必要かどうかを検討しましょう。

紙での書類送付も有料化が進んでおり、年間数千円の費用が発生する場合があります。定期的に利用状況を振り返り、費用に無駄がないかを見直すことが重要です。

8-2.支払い先と同じ銀行を選ぶとどれくらいおトク?

特定の支払い先への振込件数が多いなら、その会社と同じ銀行で法人口座を開設するのも効果的です。多くの銀行では、同行間(特に同一支店内)の振込手数料が無料または低料金に設定されています。

具体例:

  • 支払先と別の銀行で月20件振込(手数料250円/件):5,000円/月
  • 支払先と同じ銀行で月20件振込(手数料0円/件):0円/月

振込件数が多いほど、同行利用のメリットは大きくなります。

8-3.会社がよく使うサービスの利用料もチェックすべきか?

振込手数料以外にも、自社がよく使うサービスの料金を銀行選びの基準に加えましょう。たとえば、海外送金をよく行う会社なら、海外送金の手数料が安い銀行を選ぶべきです。

自社がどのように法人口座を利用するかを想定し、各銀行の料金を比較することで、最適な口座を選べます。

9.法人口座の審査に通るためのポイントは?

法人口座の審査落ちを防ぐためには、事前準備が重要です。

以下の3つのポイントを押さえておきましょう。

  • 固定電話や専用オフィスの用意: 審査基準として、固定電話番号や実体のあるオフィスの有無が見られます。バーチャルオフィスでも審査可能な銀行もありますが、実店舗型は厳しめな傾向にあります
  • Webサイトの準備: 事業内容が明確にわかるホームページを用意しておくと、審査通過率が上がります
  • 用途の明確化: なぜその銀行で口座を開設したいのか、事業計画や主な取引先を明確にしておきましょう

銀行側が事業実態を確認しやすい状態にしておくことが、審査通過への近道です。

10.成長ステージ別のおすすめ銀行の組み合わせは?

企業の成長フェーズによって、最適な銀行の組み合わせは変わります。

10-1.創業期・小規模事業者はどの銀行を選ぶべき?

創業期は、ネット銀行+信用金庫の組み合わせがおすすめです。ネット銀行で日常の決済コストを抑えつつ、地域の信用金庫で融資の相談ができる関係を築きましょう。

GMOあおぞらネット銀行なら、設立1年未満の法人は最大13カ月間にわたり他行宛て振込手数料が毎月20回無料になるため、創業期の資金負担を大きく軽減できます。

10-2.成長期に銀行を追加するタイミングは?

信用金庫の営業エリアを外れるほど事業が拡大した場合は、地方銀行の追加を検討しましょう。地方銀行は、信用金庫よりも広域での取引に対応できます。

10-3.拡大期に都市銀行を追加すべき?

全国展開や大口融資を検討する段階では、都市銀行の口座追加を視野に入れましょう。都市銀行の口座は、大企業や官公庁との取引で信用力を示す材料になります。

11.よくある質問(FAQ)

11-1.法人口座の維持費は毎月いくらかかる?

銀行の種類やサービス利用状況によって異なりますが、月々2,600〜18,000円が目安です。ネット銀行であれば月2,900〜6,000円程度に抑えられる場合が多く、GMOあおぞらネット銀行では口座維持手数料とインターネットバンキング利用料がともに無料です。

11-2.法人口座の開設にどれくらい時間がかかる?

銀行によって異なりますが、GMOあおぞらネット銀行では条件を満たせば最短即日(※)で開設可能です。2026年2月の実績では口座開設スピード平均1.6日となっています。

※取引責任者さま(開設する口座におけるすべての取引の照会・操作・承認を行う権限が付与されたご担当者)と代表者さまが同一かつマイナンバーカード読取または自撮り動画(セルフィー)で本人確認の場合。

<ご注意事項>
・審査の状況によりお時間がかかる場合がございます。あらかじめご了承ください。
・当社休業日にお申し込みいただいた場合は、当日の口座開設はいただけません。あらかじめご了承ください。
・ビジネスデビットカードは当日ご利用いただけません。後日転送不要の簡易書留にてご登録法人住所宛てにお送りいたします。
・当社から送付する郵便物をお受け取りいただけない場合、口座の利用制限やカード・口座解約となる場合がございます。

11-3.ネット銀行と都市銀行、どちらを選ぶべき?

目的によって使い分けるのがおすすめです。コスト重視ならネット銀行、対外的な信用力を重視するなら都市銀行が適しています。設立初期はネット銀行で決済口座を確保し、事業拡大に合わせて都市銀行を追加する戦略が一般的です。

11-4.法人口座は複数持つべき?

用途別に2〜3口座を使い分けることで、全体のコスト削減と資金管理の効率化が期待できます。ただし、口座の数を増やしすぎると管理が複雑になるため、まずは3口座程度から始めるのがおすすめです。

11-5.振込手数料を抑えるにはどうすればよい?

振込手数料が安いネット銀行を選ぶことが最も効果的です。GMOあおぞらネット銀行では他行宛て振込手数料が一律100円(※1)で、振込料金とくとく会員(月額利用料:500円(税込))なら一律99円(※1)です。さらに、設立1年未満の法人は最大13カ月間にわたり毎月20回の振込手数料が無料になります。

※1 2026年8月17日より適用

11-6.法人口座の審査に落ちないためにはどうすればよい?

固定電話番号の用意、事業内容が分かるWebサイトの準備、事業計画や取引先の明確化が重要です。銀行側が事業実態を確認しやすい状態にしておくことで、審査通過率が上がります。

11-7.インターネットバンキング利用料が無料の銀行はある?

GMOあおぞらネット銀行をはじめとするネット銀行では、インターネットバンキング利用料が無料に設定されていることが一般的です。一方、都市銀行や地方銀行では月額1,000〜4,000円の利用料がかかる場合があります。

11-8.法人口座の費用を見直すタイミングはいつ?

定期的に利用状況を振り返り、不要な月額サービスの有無や振込先の銀行構成を確認しましょう。事業規模の変化や取引先の増減に合わせて、銀行の組み合わせを見直すことで無駄なコストを削減できます。

※本コラムは2026年7月31日現在の情報に基づいて執筆したものです。
※当社広告部分を除く本コラムの内容は執筆者個人の見解です。

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