BaaSを活用し証券と銀行を融合した新サービスを共同検討 岡三証券さまと9/19に基本合意書を締結

報道関係各位

GMOあおぞらネット銀行株式会社

BaaSを活用し証券と銀行を融合した新サービスを共同検討
岡三証券さまと9/19に基本合意書を締結

GMOあおぞらネット銀行株式会社（以下、当社）は、岡三証券株式会社（本社：東京都中央区、取締役社長：池田　嘉宏、以下、岡三証券さま）とBaaS（Banking as a Service）を活用した証券と銀行サービスを融合した「岡三BANK（仮称）」の開発に向けた共同検討に関する基本合意書を9月19日に締結いたしました。

• ※ 岡三証券さまプレスリリース： https://www.okasan.jp/news/osg/2023/230919.html

総合証券会社とインターネット専業銀行の連携によるBaaSを活用した、これまでにない先進的な総合金融サービス^（*1）の提供・実現に向けて、両社で取り組みを進めてまいります。

• （*1） サービス提供開始には、岡三証券さまにおいて必要なライセンスを取得されることが前提となります。

【両社の取組みの背景】
2021年の銀行法改正により、銀行の業務規制が緩和され、銀行単独で開発したシステムや事業者さまと共同で開発したアプリケーション等の提供・販売が認められ、銀行が有する経営資源を持続可能な社会の構築に生かせるようになりました。
これまでも当社では、銀行API（アプリケーション・プログラミング・インターフェース）をはじめとした各種銀行機能を細分化しパーツとして提供するBaaS・組込型金融サービスの提案・提供を強化しており、既に500件以上の事業者さまのデジタルサービス創出やお客さま体験価値向上に寄与しています。
岡三証券さまは、創業以来、「お客さま大事」を経営哲学として、地域に根差した独立系金融グループとしてお客さまに投資・資産運用の専門サービスを提供されています。創業100周年を迎える岡三証券さまでは、中期経営計画で「プラットフォームの高度化」やデジタル化の推進を掲げられており、このたびのBaaSを活用した取り組みもその一つとなります。
BaaSを活用し、銀行サービスを組み込んだ新たな証券サービス「岡三BANK（仮称）」は、岡三証券さまの店舗において対面でお客さまに提供する予定です。当社が提供するBaaSを活用いただくことで、岡三証券さまのブランドの世界観はそのままに、お客さまにさらなる利便性とユニークな金融サービスをご提供いただけるよう協働してまいります。

【各社代表コメント】
■岡三証券株式会社　取締役社長　池田　嘉宏さま
当社はお客さまの資産全体のトータルコンサルティングを提供することを通じ、お客さまの人生そのものに貢献する金融機関であることを目指しています。そのためのサービス高度化、多様化を進めるにあたっては、従来の自前主義に捉われることなく、グループ外のパートナーとの協業を効果的に活用する方針です。
GMOあおぞらネット銀行さまのBaaSを活用させていただくことで、早期に当社のお客さまに利便性の高い銀行サービスの提供を実現し、当社が目指す姿へ前進できるものと期待しています。

■GMOあおぞらネット銀行株式会社　代表取締役会長　金子　岳人
岡三証券さまの新たなサービス「岡三BANK（仮称）」に、当社のBaaSを採用いただき、新たな金融サービスの価値創出に携われますことを大変光栄に思います。当社にとっても総合証券会社さまと初めての提携となりますが、金融業界においても金融機関が他金融機関へサービス・技術をBaaS型で提供するといったあまり類似のケースがない取り組みです。BaaSは、当社が2018年の事業開始当初から掲げる「黒子の銀行＝いつのまにかお客さまに利用されている銀行」を実現するサービス提供方法です。
当社をパートナーとして選定いただいた岡三証券さまのご期待にお応えし、当社が提供するサービスを通じて岡三証券のお客さまに、シームレスかつ先進的でユニークな金融体験を提供してまいります。

【岡三証券株式会社について】
岡三証券は1923年（大正12年）創業の岡三証券グループの中核証券会社で、2023年4月に創業100周年を迎えました。全国およそ70の拠点網と専門性を集約した本社機能の活用により、お客さま一人ひとりに応じたコンサルティングサービスを強みとするほか、オンラインチャネルでは先進的な取引環境を提供しています。次の100年に向け、「金融のプロフェッショナルとして『お客さまの人生』に貢献する」証券会社として進化を続けています。

【GMOあおぞらネット銀行株式会社について】
「すべてはお客さまのために。No.1テクノロジーバンクを目指して」をコーポレートビジョンに掲げ、新しいネット銀行として2018年7月に誕生しました。システム開発を内製化することで、お客さまに寄り添った金融・決済サービスをスピード感をもって提供しています。オンラインでの口座開設申込や、申込から利用開始までのスピード、各種手数料の安さ、利便性の高い資金調達サービス、銀行APIの充実などを理由に、スモール＆スタートアップ企業のお客さまを中心にご利用が急増していることを受け、中長期の戦略として3つの大きな柱「1.スモール＆スタートアップ企業向け銀行No.1」、「2.組込型金融サービスNo.1」、「3.テックファーストな銀行No.1」を掲げ、“お客さまのビジネスの成長＝当社の成長”として、共に成長する銀行であるべく、当社一同、新たなシステムの開発や、サービスの提供などに向けて邁進しております。