お客さま本位の業務運営に関する基本方針
GMOあおぞらネット銀行(以下、「当社」)は、「お客さま本位の営業姿勢を貫き、お客さまの大切な資産形成のお役に立つ」ことの重要性を認識し、お客さま本位の営業姿勢を徹底することで、社会・経済の持続的な成長・発展に貢献してまいります。当社は、下記のビジョンを掲げると共に、金融庁が公表した「顧客本位の業務運営に関する原則」を採択し、「お客さま本位の業務運営に関する基本方針」を定め、商品やサービスのさらなる向上に取り組み、その状況を定期的に公表してまいります。
■ビジョン
「すべてはお客さまのために。No.1 テクノロジーバンクを目指して」
私たちは、お客さまのため、テクノロジー、独自の着眼点、幅広い手段、頭脳、ネットワークを結集させ、
固定観念にとらわれない先進的な銀行を目指します。
1. お客さまの最善の利益の追求
お客さまに支持され、信頼される銀行であり続けるために、常に高い専門性と倫理観を持って、誠実・公正に業務を遂行し、お客さまにとって最善の利益とは何であるかを常に考え、それを実現する業務運営に取り組んでまいります。
また、お寄せいただいたお客さまからの声を真摯に受け止め、商品・サービスのさらなる向上に取り組み、お客さま本位の業務運営のさらなる適正化に努めてまいります。
2. 利益相反の適切な管理
当社が行う取引に伴って、グループ内企業や提携企業等から商品・サービスを提供する場合等を含め、お客さまの利益が不当に害されることのないよう、利益相反管理方針等にもとづき、適切に管理してまいります。
金融商品・サービスの提供にあたって、グループ内企業や提携企業等の商品を優先せず、常にお客さまの立場になって最善の提案を行ってまいります。
3. 手数料等の明確化
お客さまが負担される手数料やそのほかのコスト、お客さまに適用される金利などを、お客さまに明確に分かりやすくお伝えしてまいります。
4. お客さまへ分かりやすい情報提供
お客さまの投資判断やサービス利用に役立つよう、商品やサービスの内容・リスク・コスト・取引条件、利益相反の可能性などの重要な情報を、必要に応じて当社が想定するお客さまを明示したうえで、分かりやすく説明するよう努めてまいります。特に、お客さまが取引するにあたりリスクが発生するおそれがある外貨預金、FX等の金融商品の販売においては、商品の特性を踏まえ、お客さまの選択に資する利益・損失などの重要な情報をお客さまに十分に理解していただけるよう、分かりやすく、誠実にお伝えしてまいります。
- ※ 金融庁が公表している「顧客本位の業務運営に関する原則」の原則5(注2)について、当社は、複数の金融商品・サービスをパッケージとして販売・推奨等をしないため、非該当となります。
- ※ 金融庁が公表している「顧客本位の業務運営に関する原則」の原則5(注4)について、当社における高リスク商品は外貨預金、FX等の単独商品であり、同種の商品を比較することはできないため、一部実施となります。
5. お客さまにふさわしいサービスの提供
- 適切な商品を提供するため、金融商品の勧誘に際して遵守すべき事項に関して、「金融商品の販売にかかる勧誘方針」を策定し、公表しています。
- お客さまの財産の状況、リスクの許容度、知識や経験および取引の目的等に応じ、多様なニーズに沿った商品をお選びいただけるよう、必要に応じて対象となるお客さまを明示したうえで、商品やサービスの充実を目指してまいります。
- お客さまの利便性向上を目指す観点から、テクノロジーの活用や銀行APIの公開に積極的に取り組み、電子決済等代行業者をはじめとする提携企業との連携・協働を推進してまいります。
- お客さまに寄り添ったサービスを、より低コストで利便性高く、提供するよう努めてまいります。
- ※ 金融庁が公表している「顧客本位の業務運営に関する原則」の原則6(注1) について、当社の商品およびサービスは、お客さまの意向、ライフプランの確認や商品の比較等を行う機会がないため、非該当となります。
- ※ 金融庁が公表している「顧客本位の業務運営に関する原則」の原則6(注2) について、当社は、複数の金融商品・サービスをパッケージとして販売・推奨等をしないため、非該当となります。
- ※ 金融庁が公表している「顧客本位の業務運営に関する原則」の原則6(注3) について、当社は、金融商品の組成を行っていないため、非該当となります。
6. お客さま本位の業務運営に取り組むための態勢整備
役職員に対し、さまざまな研修などを通じて、お客さま本位の業務運営のさらなる浸透・徹底を図ると共に、本方針を継続的に実践・検証・改善し続けるためのガバナンス態勢を整備・維持してまいります。
7.お客さまの情報の適切な管理
業務を通じて取得したお客さまに関する情報に関して、関係法令等を遵守し、適切な情報の取り扱いを徹底してまいります。
掲載・更新年月日:2024年6月21日
金融庁 「顧客本位の業務運営に関する原則」との対応関係表
金融事業者の名称 | GMOあおぞらネット銀行 |
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■取組方針掲載ページのURL: | https://gmo-aozora.com/policy/fiduciaryduty.html |
■取組状況掲載ページのURL: | https://gmo-aozora.com/policy/fiduciaryduty-status.html |
原則 | 実施・ 不実施 |
取組方針の該当箇所 | 取組状況の該当箇所 | ||
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原則2 | 【顧客の最善の利益の追求】 金融事業者は、高度の専門性と職業倫理を保持し、顧客に対して誠実・公正に業務を行い、顧客の最善の利益を図るべきである。金融事業者は、こうした業務運営が企業文化として定着するよう努めるべきである。 |
実施 | 1. お客さまの最善の利益の追求 | 1. お客さまの最善の利益の追求 | |
(注) | 金融事業者は、顧客との取引に際し、顧客本位の良質なサービスを提供し、顧客の最善の利益を図ることにより、自らの安定した顧客基盤と収益の確保につなげていくことを目指すべきである。 | 実施 | 1. お客さまの最善の利益の追求 | 1. お客さまの最善の利益の追求 | |
原則3 | 【利益相反の適切な管理】 金融事業者は、取引における顧客との利益相反の可能性について正確に把握し、利益相反の可能性がある場合には、当該利益相反を適切に管理すべきである。金融事業者は、そのための具体的な対応方針をあらかじめ策定すべきである。 |
実施 | 2. 利益相反の適切な管理 | 2. 利益相反の適切な管理 | |
(注) |
金融事業者は、利益相反の可能性を判断するに当たって、例えば、以下の事情が取引又は業務に及ぼす影響についても考慮すべきである。
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実施 | 2. 利益相反の適切な管理 | 2. 利益相反の適切な管理 | |
原則4 | 【手数料等の明確化】 金融事業者は、名目を問わず、顧客が負担する手数料その他の費用の詳細を、当該手数料等がどのようなサービスの対価に関するものかを含め、顧客が理解できるよう情報提供すべきである。 |
実施 | 3. 手数料等の明確化 | 3. 手数料等の明確化 | |
原則5 | 【重要な情報の分かりやすい提供】 金融事業者は、顧客との情報の非対称性があることを踏まえ、上記原則4に示された事項のほか、金融商品・サービスの販売・推奨等に係る重要な情報を顧客が理解できるよう分かりやすく提供すべきである。 |
実施 | 4. お客さまへ分かりやすい情報提供 | 4. お客さまへ分かりやすい情報提供 | |
(注1) |
重要な情報には以下の内容が含まれるべきである。
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一部実施 | 4. お客さまへ分かりやすい情報提供 | 4. お客さまへ分かりやすい情報提供 | |
(注2) | 金融事業者は、複数の金融商品・サービスをパッケージとして販売・推奨等する場合には、個別に購入することが可能であるか否かを顧客に示すとともに、パッケージ化する場合としない場合を顧客が比較することが可能となるよう、それぞれの重要な情報について提供すべきである((注2)~(注5)は手数料等の情報を提供する場合においても同じ)。 | 非該当 | 4. お客さまへ分かりやすい情報提供 | 4. お客さまへ分かりやすい情報提供 | |
(注3) | 金融事業者は、顧客の取引経験や金融知識を考慮の上、明確、平易であって、誤解を招くことのない誠実な内容の情報提供を行うべきである。 | 実施 | 4. お客さまへ分かりやすい情報提供 | 4. お客さまへ分かりやすい情報提供 | |
(注4) | 金融事業者は、顧客に対して販売・推奨等を行う金融商品・サービスの複雑さに見合った情報提供を、分かりやすく行うべきである。単純でリスクの低い商品の販売・推奨等を行う場合には簡潔な情報提供とする一方、複雑又はリスクの高い商品の販売・推奨等を行う場合には、顧客において同種の商品の内容と比較することが容易となるように配意した資料を用いつつ、リスクとリターンの関係など基本的な構造を含め、より分かりやすく丁寧な情報提供がなされるよう工夫すべきである。 | 一部実施 | 4. お客さまへ分かりやすい情報提供 | 4. お客さまへ分かりやすい情報提供 | |
(注5) | 金融事業者は、顧客に対して情報を提供する際には、情報を重要性に応じて区別し、より重要な情報については特に強調するなどして顧客の注意を促すべきである。 | 実施 | 4. お客さまへ分かりやすい情報提供 | 4. お客さまへ分かりやすい情報提供 | |
原則6 | 【顧客にふさわしいサービスの提供】 金融事業者は、顧客の資産状況、取引経験、知識及び取引目的・ニーズを把握し、当該顧客にふさわしい金融商品・サービスの組成、販売・推奨等を行うべきである。 |
実施 | 5. お客さまにふさわしいサービスの提供 | 5. お客さまにふさわしいサービスの提供 | |
(注1) |
金融事業者は、金融商品・サービスの販売・推奨等に関し、以下の点に留意すべきである。
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非該当 | 5. お客さまにふさわしいサービスの提供 | 5. お客さまにふさわしいサービスの提供 | |
(注2) | 金融事業者は、複数の金融商品・サービスをパッケージとして販売・推奨等する場合には、当該パッケージ全体が当該顧客にふさわしいかについて留意すべきである。 | 非該当 | 5. お客さまにふさわしいサービスの提供 | 5. お客さまにふさわしいサービスの提供 | |
(注3) | 金融商品の組成に携わる金融事業者は、商品の組成に当たり、商品の特性を踏まえて、販売対象として想定する顧客属性を特定・公表するとともに、商品の販売に携わる金融事業者においてそれに沿った販売がなされるよう留意すべきである。 | 非該当 | 5. お客さまにふさわしいサービスの提供 | 5. お客さまにふさわしいサービスの提供 | |
(注4) | 金融事業者は、特に、複雑又はリスクの高い金融商品の販売・推奨等を行う場合や、金融取引被害を受けやすい属性の顧客グループに対して商品の販売・推奨等を行う場合には、商品や顧客の属性に応じ、当該商品の販売・推奨等が適当かより慎重に審査すべきである。 | 実施 | 5. お客さまにふさわしいサービスの提供 | 5. お客さまにふさわしいサービスの提供 | |
(注5) | 金融事業者は、従業員がその取り扱う金融商品の仕組み等に係る理解を深めるよう努めるとともに、顧客に対して、その属性に応じ、金融取引に関する基本的な知識を得られるための情報提供を積極的に行うべきである。 | 実施 | 5. お客さまにふさわしいサービスの提供 | 5. お客さまにふさわしいサービスの提供 | |
原則7 | 【従業員に対する適切な動機づけの枠組み等】 金融事業者は、顧客の最善の利益を追求するための行動、顧客の公正な取扱い、利益相反の適切な管理等を促進するように設計された報酬・業績評価体系、従業員研修その他の適切な動機づけの枠組みや適切なガバナンス体制を整備すべきである。 |
実施 | 6. お客さま本位の業務運営に取り組むための態勢整備 | 6. お客さま本位の業務運営に取り組むための態勢整備 | |
(注) | 金融事業者は、各原則(これらに付されている注を含む)に関して実施する内容及び実施しない代わりに講じる代替策の内容について、これらに携わる従業員に周知するとともに、当該従業員の業務を支援・検証するための体制を整備すべきである。 | 実施 | 6. お客さま本位の業務運営に取り組むための態勢整備 | 6. お客さま本位の業務運営に取り組むための態勢整備 |
【照会先】
部署 | カスタマーセンター(受付時間:平日9:00~16:00) |
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連絡先 | お問い合わせは、電話のほか、当社Webサイト(https://gmo-aozora.com/support/)に記載のいずれかの方法で受け付けております。 |