おかげさまでインターネット銀行事業開始5周年！中長期戦略の3つの柱の取り組みを加速

GMOあおぞらネット銀行株式会社

おかげさまでインターネット銀行事業開始5周年！
中長期戦略の3つの柱の取り組みを加速

GMOあおぞらネット銀行株式会社（以下、当社）は、2023年7月17日をもって、インターネット銀行事業開始から5周年を迎えました。
2018年7月の事業開始時点では、個人・法人のお客さま双方に向けたサービスの提供に注力しておりましたが、事業開始1年を経過した頃より、法人のお客さまからご評価いただくことが多くなり、以降の新サービス提供にあたっては選択と集中を図り、法人のお客さまに軸足を置いたサービスラインアップを拡充してきました。この取り組みが一層法人のお客さまの共感と賛同を得ることができ、2021年7月6日には、中長期経営戦略の3つの大きな柱を掲げ、法人のお客さまに寄り添ったサービスの提供を続けています。これが実現できるのも、当社の技術力という強みを武器としたシステム開発内製化体制があるからです。
今後も、法人のお客さまへ革新的なサービスを提供し続け、“お客さまのビジネスの成長＝当社の成長”として、共に成長する銀行であるべく邁進してまいります。

■中長期戦略経営戦略の3つの柱

■現在の状況
2022年10月に策定した中期経営計画にて、2025年3月期の黒字転換を見据え、高い伸びを見せる「法人口座開設数」から生まれる着実な成長カテゴリー「国内為替」「デビットカード」「法人ローン」をベースビジネスと位置付け、オンラインマーケティングの強化を図るほか、法人のお客さまの声を生かした新規サービスの開発に努めています。

1. 1.法人口座開設数
   当社の法人口座は、お客さまがスムーズにご利用を開始いただけるよう、ハンコレス・ペーパーレス・郵送レスで、申込から開設までオンライン完結いただけます。また、業界最安値水準^(*1)145円/件の他行宛て振込手数料や、設立年数にかかわらず口座開設から2カ月間、他行宛て振込手数料が月20回無料でご利用いただける法人のお客さま特典などが好評で、2023年6月末時点の法人口座開設数は、約9万件と伸長しています。

   

2. 2.決済関連
   業界最安値水準^(*1)の振込手数料や振込入金口座（バーチャル口座）の利便性により国内為替件数が伸びているほか、キャッシュカード一体型のデビットカードの利用が進み、事業開始以来、着実に件数が伸長し、2023年第1四半期の決済件数^(*2)は1,200万件超となっており、法人口座開設数につれて決済件数も伸長しています。この内には、当社の強みとする銀行APIをはじめとした組込型金融サービスを経由した多量の振込件数も含まれており、決済件数を押し上げる要因になっています。現在、今以上の振込処理性能を求めるお客さまのニーズにお応えするため、1分あたり数百件の大量振込に対応する「エクスプレス振込API（仮称）」の開発に着手しており、今秋の提供開始を予定しています。

   • ※ 2023年7月11日当社発表 「1分あたり数百件の大量振込に対応「エクスプレス振込API（仮称）」開発に着手」
     https://gmo-aozora.com/news/2023/20230711-01.html

   

   ■国内為替
   安価な各種手数料のほか、口座維持費無料で24時間365日（システムメンテナンス時を除く）インターネットバンキングが利用可能といった使い勝手の良さを評価いただき、約9万件にまで増加している法人口座開設数の拡大とともに、国内為替件数も堅調に増加しています。

   ■デビットカード
   事業開始当時より、当社ではキャッシュカード一体型のデビットカードの提供を行っています。日本ではクレジットカードが主流であり、デビットカードの利点が海外ほど伝えられていません。そのため当社ではデビットカードの理解促進に向けた啓もうを行い、お客さまのデビットカードのご利用率を伸ばしてまいりました。ビジネスデビットカード最大1%^(*3)の現金還元されるため、店舗・EC等での商品の仕入れや備品購入、広告費等の経費支払い等に多くご利用いただいており、経営者さまを経費管理やコスト削減の面からサポートしています。また昨年新たに個人のお客さまに向けて開始したMasterプラチナデビットカードもユーザー数を着実に伸ばし、決済件数も増加しています。

   

   • (*1) 2023年6月30日時点の各社公表資料等による当社調べ
     調査対象：法人および個人事業主のお客さまの振込手数料は、大手行およびインターネット専業銀行のうち法人顧客向け口座を提供している銀行を対象にしています。個人のお客さまの振込手数料は、インターネット専業銀行を対象にしています。振込手数料のほかに月額基本料金がかかる手数料体系が異なる銀行については、取引件数・内容により支払う手数料が異なることから比較対象にしておりません。また、各社の手数料割引プログラムや期間限定のキャンペーン等は除いています。
   • (*2) 国内為替件数+デビットカード決済件数+即時入金件数+口座振替件数
   • (*3) 税金や公共料金など一部キャッシュバック率が異なる利用先がございます。キャッシュバック率の詳細は当社Webサイトをご確認ください。キャッシュバックは決済（売上）確定月の翌月21日（土日祝の場合は翌営業日）に1円単位でご利用の口座に振り込まれます。

3. 3.法人ローン
   創業間もないスモール＆スタートアップ企業のお客さまのニーズにお応えするため、2022年5月に開始した融資枠型ビジネスローン「あんしんワイド」は、決算書不要で、オンラインでお申込からお借入まで完結、3か月以上の入出金明細で審査などの利便性の高さから好評を得ています。スタートアップ企業さまが事業拡大のための資金としてご利用いただくケースも増えており、2023年6月末時点での申込実績は約2万件に上ります。

   

4. 4.法人のお客さまに寄り添ったサービス

   ■かんたん組込型金融サービス
   当社は、技術でお客さまのビジネス成長に貢献する銀行として、お客さまのビジネスのDX支援を行っており、その代表的なサービスが「かんたん組込型金融サービス」です。
   2019年1月より提供を開始した銀行APIを皮切りに、専用カード、専用支店のほか、各種銀行機能をパーツとして提供することで、スモールスタートで銀行機能を自社サービスに組み込みやすいとご好評いただき、2023年6月末には契約数累計が500件を突破しています。当社の組込型金融サービスの伸長は、豊富なAPIラインアップ数や迅速な技術サポート等をご評価いただいた結果が表れているものと考えています。

   

   ■ネット銀行初^(*4)の取り組み①：Pay-easy（ペイジー）ダイレクト納付に対応
   Pay-easy（ペイジー）に本年1月より対応し、4月にはインターネット専業銀行として初めてダイレクト納付にも対応しています。e-Tax（国税電子申告・納税システム）やeLTAX（地方税ポータルシステム）から申告データを提出後、税金等を当社預金口座からの引き落としにより電子納付いただけます。Pay-easy（ペイジー）対応開始からわずか5カ月で、当社の法人のお客さまの約1割が社会保険料や税金の納付などにご利用されていることから、お客さまの利便性向上に貢献できたと考えています。

   

   • (*4) 日本マルチペイメントネットワーク推進協議会「お知らせ：【ネット銀行初】ダイレクト納付に対応した金融機関が増えました！
     https://pay-easy.jp/news/2023/20230403-gmoaozora.html

   ■ネット銀行初^(*5)の取り組み②：日本政策金融公庫 融資金返済の口座振替に対応
   事業開始より多数のご要望をいただいておりました日本政策金融公庫の国民生活事業および中小企業事業における融資金ご返済の口座振替に、本年2月にインターネット専業銀行として初めて対応しております。まずは口座振替依頼書のメールや郵送提出での対応を開始し、本年7月からは、インターネットバンキングからの預金口座振替申込にも対応しオンライン受付が可能となり、ますますお客さまに便利にお使いいただけるようになりました。

   • (*5) 日本政策金融公庫「インターネット専業銀行からの口座振替によるご返済の取扱開始のお知らせ」
     https://www.jfc.go.jp/n/info/info_bn/news230201a.html

【GMOあおぞらネット銀行株式会社について】
「すべてはお客さまのために。No.1テクノロジーバンクを目指して」をコーポレートビジョンに掲げ、新しいネット銀行として2018年7月に誕生しました。システム開発を内製化することで、お客さまに寄り添った金融・決済サービスをスピード感をもって提供しています。オンラインでの口座開設申込や、申込から利用開始までのスピード、各種手数料の安さ、利便性の高い資金調達サービス、銀行APIの充実などを理由に、スモール＆スタートアップ企業のお客さまを中心にご利用が急増していることを受け、中長期の戦略として3つの大きな柱「1.スモール＆スタートアップ企業向け銀行No.1」、「2.組込型金融サービスNo.1」、「3.テックファーストな銀行No.1」を掲げ、“お客さまのビジネスの成長＝当社の成長”として、共に成長する銀行であるべく、当社一同、新たなシステムの開発や、サービスの提供などに向けて邁進しております。

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