ご利用事例
- 法人口座全般
- Visaデビット
グローバルイノベーションコンサルティング株式会社さま
利便性のみならず、
企業としてのリスクヘッジにもつながるサービスとして
GMOあおぞらネット銀行の法人口座をご利用いただいている「グローバルイノベーションコンサルティング株式会社」さまに、利用を検討された経緯や、実際に利用することで得られたメリットについてお話を伺いました。
グローバルイノベーションコンサルティング株式会社さま
「海外進出する日系企業と海外パートナー双方の成功に貢献すること」という経営理念に基づき、日本、ミャンマー、フィリピン、米国の拠点において日系企業の戦略的な海外進出を支援し、調査から経理、採用、研修代行に至るまでのバックオフィス業務をオールインワンで提供されています。企業サイト:https://www.gicjp.com/
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グローバルイノベーションコンサルティング株式会社 代表取締役社長岩永 智之さま
大手IT企業、システム会社を経て、2011年4月、グローバルイノベーションコンサルティングを設立。IT分野に深い知見を持ち、1998年~2008年の間、まだ軍事政権下にあったミャンマーに日系現地法人を立ち上げた唯一の日本人でもある。
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グローバルイノベーションコンサルティング株式会社 管理本部Yin Mon Cho Lwinさま
2013年、グローバルイノベーションコンサルティング入社。管理本部において、総務としてバックオフィス業務全般を担当している。
<どんなビジネスをされているのか>多角的なアプローチで、お客さまのIT事業や海外進出を支援
当社は、大きく分けて4つの事業を展開しています。1つ目はIT事業です。内訳としては、派遣事業が三分の二で、残りの三分の一が請負事業になります。2つ目は、日系企業の海外進出のサポート。現地調査から採用・教育に至るまで、オールインワンで対応できることが大きな特徴です。
3つ目は、上記に付随するミャンマー人の人材紹介サービスです。その中には、ミャンマー現地におけるITの就職フェアの実施なども含まれています。こちらは8年連続で実施しており、毎年約1万人が卒業すると言われているミャンマーの新卒市場において、昨年だけで約2,000人もの来場を獲得。採用につながった人材は、当社が保有する日本語学校やITスクールで日本語を学び、1年半ほどで日本語検定2級程度の日本語能力を習得します。これはTOEICに例えると730点ほどのレベルで、コミュニケーションがスムーズにできる能力です。そういったミャンマーにおけるIT人材の採用から育成に至るまでのビジネスモデルをお客さまに提供できることは、当社の大きな強みです。
4つ目は、外国人労働者登録支援機関向けに各業種のビジネスモデルや日本語教育・助成金の取り組みについての共有を行うコンソーシアムの立ち上げおよび運営です。これは、2019年に法務省が特定技能の新たなビザをオープンしたことを受けてスタートしたもの。今後ますます拡大していくであろう外国人雇用の波において、その健全化という意味においても、世の中に対してプラスになる価値を提供していけたらと考えています。
<GMOあおぞらネット銀行のAPIを利用したきっかけ>ネット上で完結できるという利便性
知り合いから紹介を受けて、GMOあおぞらネット銀行の存在を知りました。個人としてネット銀行を利用するケースはありますが、法人としてお付き合いを持つことはありませんでした。知人への信頼もあり、「まずは一度使ってみよう」となったことが最初に利用し始めたきっかけです。導入にあたっては、ネット銀行ならではの利用手数料の安さなどももちろん魅力的でしたが、それ以上にどれだけ社員たちの業務効率化につながるのかを重視していました。
実際に利用してみたところ、想像以上にバックオフィスのワークフローが改善したように感じています。とくに、銀行への振り込みなどに際し、担当者が多額の現金を持って銀行へ直接足を運ぶ必要がなくなったこと。当社は女性社員が多いため、利便性はもちろん、安全性という観点においても大きな改善であり、ネット銀行を利用するからこそのメリットだったと思っています。
<こんな風に使われています>小口現金の処理から社員間の送金管理に至るまで幅広く利用
120名超のミャンマー人社員が、GMOあおぞらネット銀行の口座を保有しています。
もともとは、交通費などの小口現金の一部の処理を効率化するためにGMOあおぞらネット銀行を利用し始めました。
ただし、最初のうちはなかなか全社的な利用率が上がらなかったので、数ヶ月前からは、小口現金の処理は全てGMOあおぞらネット銀行の口座へ移行することを決定。
現在では社員のほぼ全てが、給与の振り込みや経費精算などにおいても同行の口座を利用するようになりました。結果として、バックオフィスのワークフロー自体も効率化され、担当者の負担軽減につながったと感じています。
外国人就労者はクレジットカードが取得しにくいという問題があるのですが、GMOあおぞらネット銀行で発行されるのはVisaデビットカードですので、簡単に取得できました。現金を持ち歩かずにクレジットカードのような使い方ができるVisaデビットカードは、外国人就労者にとって利便性が高いものです。
Visaデビットカードの利用履歴をWebでいつでも確認できるため、通帳のように管理ができる点やキャッシュバックのパーセンテージが大きいため、使えば使うほどお得になる点もうれしいですね。
<利用されてよかったこと>新規企業が次のステージへ進むためにも頼りになるサービス
GMOあおぞらネット銀行を利用して一番良かったポイントは、やはりワークフローの効率化です。小口現金を取り扱う際に現金を持ち歩く必要がないことは、企業としてのリスクヘッジにもつながっていると感じています。加えて、デビットカード利用によるキャッシュバックが大きいことも、やはり大きなメリットと言えるでしょう。
当社に限らず、外国人雇用やオフショア開発を行う企業の場合、財務管理は特に気を遣わなければならない部分であり、登録支援機関のサポートを事業としてスタートしてからは、その重要性を改めて強く感じています。昨今、外国人雇用という領域では比較的新しい企業の参入も増えていますが、どんな企業においても、まずは社内に財務管理の仕組みそのものを構築する必要性があることは言うまでもありません。
そのような場合に、GMOあおぞらネット銀行のようなネットバンキングは、大きな手助けになるサービスと言えるのではないでしょうか。ネットで処理が完了する利便性はもちろんですが、そういった財務管理の根本的な部分をネットバンキングの利用によって整えられることで、企業としても次のステージへ進めるようになるのではないかと思っています。
<今後の取り組み>3年先を行く企業として世の中へ提供できる価値を
今後は自社での実施で培った海外送金の財務管理面でのノウハウを、より多くのお客さまへコンサルティングの一環として提供していきたいです。
例えば、外国人被雇用者の海外送金において、送金先を、父親、母親、兄弟というように分けて送ったほうが、日本の税法上では扶養家族が多い扱いになるといったことも、まだまだ広くは知られていないでしょう。そういった点において、当社は数年先を行っている自負があります。その強みを活かしつつ、今後も多くのお客様に当社ならではの価値を提供できるコンサルティング会社であり続けたいと考えています。
本インタビューは2020年3月に実施したものです。