ご利用事例

  • 振込入金口座(バーチャル口座)
  • API接続・BaaS

クイーンビーキャピタル株式会社さま

クイーンビーキャピタル株式会社さま

スピードやコスト面を大幅改善!?
API活用による海外送金や越境収納代行業務の効率化。

当社がAPI連携サービスを提供している「クイーンビーキャピタル」さまに、利用を検討された経緯や、利用することで得られたメリット、満足点などについてお話を伺いました。

クイーンビーキャピタル株式会社さま

主に、インターネットを中心とした口座開設から海外送金までのサービスをお客さまに提供しています。
企業サイト:http://www.queenbeecapital.com

新垣 幹人さま
クイーンビーキャピタル株式会社 取締役新垣 幹人 さま

アメリカでのMBA取得、前職での為替ディーラー経験を活かして、現在は海外取引先との契約関連の業務を全般的に担当。

<どんなビジネスをされているのか>インターネットを駆使して、24時間以内に資金の受取までを簡単に

当社は資金移動業者として登録しており、主にインターネットによる国内から海外への送金業務を行っています。現在、取り扱っている通貨は約30種類あり、送金可能な国は200カ国以上です。従来の海外送金は、銀行にわざわざ赴き、さまざまな書類に記入しなくてはならないなど、その手続きに手間や時間が結構かかります。

当社では、個人から法人まで幅広いお客さまのニーズにお応えするため、独自のシステムや、お客さまが直感操作できるUI(ユーザーインターフェース)を設計し、いつでも、どこでも24時間、インターネットで口座開設から送金まで簡単にできるサービスを提供。時間や手間がかからないだけではなく、24時間以内のスピード送金が可能です※。また、手数料も安く済むなど、海外送金の低コスト化も実現しています。
※PayForex「スピード送金」を利用した場合。送金依頼受付後、原則、数時間~24時間以内に着金。

さらに、海外送金事業と同時に、越境収納代行業も展開しています。これは国際商取引における越境決済を一括で代行管理し、スピーディに、そして以前よりも割安な手数料で決済処理するというサービスです。

<API接続を利用したきっかけ>当社のビジネスマッチング、そして、コスト・スピード・人が決め手に

GMOあおぞらネット銀行を利用したきっかけは、当社のインターネットを中心としたビジネスに、同社のサービスが合致していたからです。API環境が整っていたため、非常に利用しやすいと感じ、話が進みました。一般的にAPIの提供は有料で、口座開設の手続きに関しても面倒だったりします。GMOあおぞらネット銀行の場合は、APIの利用は無料ですし、必要な仕組みさえ構築すれば、口座開設が簡単にできるのも魅力でしたね。

でも、一番の理由は“人”です。営業の方の知識が豊富でレスポンスも速く、非常にフレンドリーだったことが最終決断に繋がりました。銀行の営業の方は技術知識が充分ではないことが多いのですが、GMOあおぞらネット銀行の場合は、担当者の技術的な知見が高かったですね。APIですべての業務をシステム化したいと考えていた当社が実現したいことの可否について、即座に応え、アドバイスもしてくださったので、納得して導入することできました。

<こんな風に使っている>スピーディな入金・送金・決済処理が実現する当社のサービス

当社の利用例の一つとして挙げられるのは、GMOあおぞらネット銀行のバーチャル口座を、お客さま一人ひとりの振込入金専用口座に振り分けていることです。そこにお客さまが入金されると瞬時にわかる形にして、確認作業などを簡略化しています。バーチャル口座の利用開始から解約・停止までインターネット上ですぐにできるので重宝しています。入金や送金がスムーズかつスピーディにできないと、資金移動や越境収納代行といった当社のサービスが成り立ちませんから。

越境収納代行に関しては、海外の大学に留学している学生たちの授業料を、国内に住む親御さまから集めて、パートナー企業にまとめて送るといった業務を行っており、ここでもGMOあおぞらネット銀行のバーチャル口座のサービスを活用しています。パートナー企業の反応を見ると、授業料を振り込むだけで、すべての決済処理がスピーディに完結するという点で好評を得ているようです。

その他に、海外出張などが多い社員や企業が、個人あるいは法人で口座を開設し、その口座を利用して、当社から給与を海外に送金するというケースもあります。このように海外送金のニーズがある社員を雇用されている企業さまのほうから、提携のお話やお問い合わせをいただくことも多いですね。

<利用されてよかったこと>最先端のAPIのスムーズな導入とそれらがもたらすメリット

当社が銀行のAPIを利用したサービスを提供している企業は、海外ですと50社以上。国内でもいくつか検討を進めている企業があります。GMOあおぞらネット銀行が提供しているAPIは後発ということもあり、これまでの問題点を事前にカバーして、より使いやすいようにした最先端のものだと言えるのではないでしょうか。当社の技術者たちも、導入のための開発がスムーズにできたと口を揃えて言っています。少し前のAPIですと、さまざまな作業や確認業務が多く、海外だと導入までに長くて半年くらいの期間を要するのが通常。GMOあおぞらネット銀行のAPIの場合は、その半分くらいの期間で済みました。APIで繋ぐ部分が非常に多い当社にとっては、利用して本当に良かったと感じています。

また、ログインすれば誰から入金があったのか自動で表示される仕組みになっているなど、他社には教えたくないくらい使い勝手が良く、業務を効率化できるのはもちろん、人件費もカットできるので、非常に満足しています。何かあれば、すぐに連絡できるなどサポート体制も整っているのですが、現時点で何ら問題も起きていません。

GMOあおぞらネット銀行からAPIをご提供いただき、口座を便利に使わせていただいていることは、当社にとっては「銀行からの信頼を得た」という証にもなり、多くのプラスをもたらすと思っています。

<今後の取り組み>さらに提携先や多国籍のスタッフを増やし、外国人でも直観的な操作ができるUI設計にも注力

当社では海外の銀行を中心としたパートナー企業と契約を結び、日本から直接、海外にいる受取人さまの口座に送金するビジネスを主軸としています。現在、提携先となる銀行やパートナー企業、国などを増やしている段階で、今後はさらに使い勝手を良くしていく予定です。具体的には、時間差があまりなく、コミュニケーションを取りやすいことから、まずは東南アジア圏を開拓していくことを目標としています。

また、日本だけではなく、海外のお客さまも説明書を見ずに直観的にイメージでき、簡単に操作できるようUIの改善にも注力しています。さらに、いろいろな国のお客さまに対応できるよう、現在、日本、中国、フィリピン、タイ、ベトナム、バングラディッシュ、ロシア、ネパールといった8カ国のスタッフが在籍していますが、今後はさらに、別国籍の人材も揃えていく予定です。

「インターネットの会社は、そもそも存在しているのか疑わしい」「まして、預けたお金がきちんと海外に送金されるのか不安」という方も多いと思いますが、当社は資金移動業者に対するレギュレーションを遵守し、お客さまの資金が海外に届くまで保証する、履行保証金保全契約を他行と結んでいます。この事実を当社サイト内の目につくところに掲載するなど、お客さまが安心してご利用していただけるように努力や工夫を重ねています。

学校や法人などと契約しているパートナー企業からの紹介や口コミにより、当社の海外送金や越境収納代行ビジネスは徐々に広がりつつあります。それは、他行とは一線を画したGMOあおぞらネット銀行のAPIによるバーチャル口座サービスがあったからこそだと、実感している日々です。

あおぞら銀行グループの銀行経営に関するノウハウ、そして、GMOインターネットグループの技術力やナレッジ。これらを併せ持つことだけではなく、窓口となる当社社員たちの知識やフットワークのよさもご評価いただきましたこと、光栄に存じます。今後もよいお取組みができますよう邁進してまいります。

本インタビューは2020年1月に実施したものです。

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