お客さまの生活のあらゆるシーンで支えになるようなサービスをご提供しております。例えば、オートローンや家電製品の個品割賦事業、クレジットカードの融資事業のほか、リース事業、家賃決済保証など、さまざまなご要望にお応えしております。

また、私が所属するクレジットカード部門では、当社のみだけではリーチしにくい顧客層へ提携先の企業さまとタッグを組んで、新規顧客の獲得に注力しております。提携カード以外にも既存顧客のカードショッピング、融資の利用促進を行っております。

当社の即日融資サービスにおいて、平日9時から13時30分までと対応時間が短いという課題がありました。この課題の解決に向けて対応していたところ、GMOあおぞらネット銀行のWebサイトで、24時間・365日振込可能というコンテンツを発見し相談することにしました。

GMOあおぞらネット銀行にも、7社ほど検討していましたが、決め手になった点は、コストとメール通知サービスです。

銀行APIの利用にあたって、開発が必要な企業と比較すると、数千万円程の価格差がありました。また、GMOあおぞらネット銀行は、振込手数料も圧倒的に安かったことも選ぶ際の大きなポイントでした。そして、万が一、振込がエラーになった時や入金時に、GMOあおぞらネット銀行ではメールで通知を受信できる点も選定ポイントの一つでした。

振込依頼APIと振込状況照会APIをメインに活用しています。この銀行APIを活用することで、今まで平日13時30分までだった融資対応時間を一律20時45分まで延長でき、お客さまの利便性も格段に向上したと思います。

リリースして約2カ月が経過しますが、キャッシングのお申込、ご利用額ともに想定を上回る改善率です。

これまでは、当社のWebサイト内で表示される融資金の振込日の表示を見て、融資対応時間が短いことを理由に当日の融資が難しいお客さまの離脱が起こっていました。しかし、GMOあおぞらネット銀行の銀行API接続によって融資対応時間が延長されたことで、キャッシングのお申込増につながったと思います。

開発段階で、色々と質問をした際にも、とにかくレスポンスが早かったのが非常に助かりました。他社さまと開発のお取り組みをすることも多くありますが、質問をすると2～3営業日かかることが多くあります。しかし、GMOあおぞらネット銀行は当日中にご返信いただけることがほとんどで、社内連携がスムーズなのだろうと実感しました。

また、当社内で仕様を説明する際にGMOあおぞらネット銀行の仕様書をそのまま活用して説明したのですが、だれが見ても分かる内容となっていた点も助かりました。

ほかにもインターネットバンキングのUIが他行と比べ分わかりやすいと思いました。

今回の取り組みで、融資対応時間を大幅に延長することができましたが、さらにお客さまのニーズへお応えできるよう24時間対応を実現させたいと思っています。

そのほか、これまで実施していない二次元コードを読み取りATMから引き出せるような新たなサービスも考えていきたいと思っています。